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妊活にファスティングがいいってほんとう?

妊活にファスティングがいいってほんとう?

自然な妊娠が望めるかどうかに「年齢」は大きく影響します。
一般的には35歳を過ぎると妊娠確率が下がると言われていますが、卵子の老化がその主要な理由です。
卵子や精子の元となる細胞は、人が産まれた時には既に備わっているわけですから、加齢に応じて性質が劣化して行くのは自然なことなのでしょう。

しかし、晩婚化の傾向がさらに顕著になっている日本では35歳を過ぎてから不妊治療に取り組む方が増えています。
40歳を過ぎてから妊娠に成功した例も多いので、実際に希望がないわけではありません。

医療施設によっては不妊治療に年齢の上限を設けていることもありますが、妊娠可能かどうかは卵巣や婦人科系器官の状態で決まるのです。
卵子の老化を遅らせ、卵巣を若々しく保つ努力を行えば、妊娠の可能性を高めつつ維持できるでしょう。
少しでも長く妊娠できる機能を守る工夫として、ファスティングが有効なのではないかという説があります。

妊活に対するファスティングの効用

人体は細胞の集合体であり、もちろん卵子や精子もこの細胞の一種から出来ています。
細胞の生命力を決める要素が「ミトコンドリア」なのですが、体内に取り込まれた化学物質や、加齢による影響でこのミトコンドリアは破壊されていきます。
ミトコンドリアの数が減れば減るほど生命力は低下し、卵子の受精能力は低下して行くでしょう。
そこで、ミトコンドリアの力をよみがえらせるファスティングが注目されました。

きっかけは養鶏業者によるニワトリのファスティングです。
産卵用に飼育されているニワトリが卵をあまり産まなくなってくると、廃鶏になる前に5日から7日間ほど断食させるそうです。

すると断食後のニワトリたちは羽が生え変わり、若鶏と同じ品質の卵を産むようになるのだとか。
これは飢餓状態を経験させることで「サーチュイン遺伝子」通称長寿遺伝子を賦活化し、細胞の中のミトコンドリアに活力を与えるからだと考えられます。

人とニワトリでは生物としての種があまりにも違いますが、ミトコンドリアの重要性は同等だと思っていいでしょう。
つまり、人間にもこのファスティングによる妊娠力の再生は可能だということになります

妊活におけるファスティング

妊活におけるファスティング

受胎能力をアップさせるためのファスティングは、無理な方法では逆効果です。
正しい方法で行うためのポイントをご紹介します。

■ファスティングの正しい手順
身体になるべく負担をかけることなくファスティングを実行するには約1週間の期間をかけて行う必要があります。
準備段階として2日以上の時間をかけて、食事量を減らして行きましょう。
徐々に摂取カロリーを減らし、ファスティング本番を迎えるまでに身体を慣らしておくのです。

この準備期間中は食事の総合量が減りますので、必須栄養素をいかに確保するかに気を使わなければなりません。
もし必要量を確保できないようでしたらサプリメントや、野菜や果物を中心としたスムージーを作って飲むようにして下さい。

そして本番のファスティングは、2日間行います。
水分と、ビタミン、ミネラルを補給するためのスムージーだけで過ごします。
2日間のファスティングが終わったら、再び2日以上かけて通常の食事を摂れるところまで胃腸を回復させましょう。
回復食としてはお粥や味噌汁、準備段階から利用していたスムージーなどがおすすめです。

妊活のためのファスティングはただ食事を減らし、痩せることが目的ではありません。
ですから、もしも満足に食べられない状態に想定以上のストレスを感じるようであれば、すぐにファスティングを中止して通常の食事に戻してください。
妊活に際してストレスは最も排除すべき要素のひとつなのです。

少しでも楽しく取り組めるように、オリジナルのスムージーのレシピを考えていろいろ試すのもいいでしょう。
前向きに挑戦できるように、心が明るくなるような工夫を忘れないようにしていただきたいと思います。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中