【医師監修インタビュー】名器、イク感覚についてクリニックへ聞いた！②
前にあった「男女の性欲の違い」に続いて女性の性について気になる質問に迫ります！！
Q3. 名器の女性って本当にいる？
A.はい、実際にいるようです。
いろいろリサーチをしたところ、名器の種類には「形」と「締まり」の2パターンがあります。
よく「数の子天井」とか「みみず千匹」といわれるような、生まれついた形の名器は自分で作れないので、手術する方法しかないですが、締まりについては膣トレーニングで括約筋を鍛えれば作れますよ。
実は、筋肉って勝手に動くものと自分で動かせるものがあるんです。
例えば心臓も筋肉ですが、自分では動かせないですよね。
一方で、腕や足の筋肉は自分で動かすことができます。
膣の筋肉も同じで、オーガズムのときの動きと、自分で意識的に締め付ける動きでは違いがあるんです。
女性が本当に快感を得てオーガズムに達したときの膣は、入口で陰茎をつかんで締め付け、中では精子を内に送り込むような動きをするようで、子孫を残すため、実に計算しつくされた動きをするんですよ。
それも男性にとっては快感につながるようですね。
Q4.潮吹きって本当に起こるの？
A.ポイントを確実に刺激できれば、誰でも可能だと考えられています。
先ほども言ったように男性の性器も女性の性器も、もとは同じもの。
そのため、女性にも男性の前立腺と同じようなものが尿道の周りに巻きついているといわれています。
実際に潮吹きで出てきた液体を調べると、男性の前立腺が作っている物質と同じ物質が含まれているんです。だから潮吹きというのは女性の射精だといわれています。
オーガズムに匹敵するような快感を得て、確実なポイントを刺激できれば、誰でも実際に起こる現象ではありますが、アダルトビデオのように噴水のごとくシャーッとでるのは、演出かなと思いますね（笑）。
実際に出るのは数ミリリットル程度です。
Q5.「イク」感覚がわからない！誰でもイクことはできるの？
A.ポイントがわかれば誰でもイケます。
膣が規則的に収縮する感覚がわかれば、それはイケているということ。
誰でも神経は同じく通っているので、自分の感じるポイントを知ればちゃんとイケるといわれています。
性感帯として、一番神経が密集しているのはクリトリスです。
一方、膣の中は、出口の方3分の1くらいしかないんです。
人によっては奥の子宮口も感じる方もいます。だから膣自体は快感を感じる場所じゃないんですよ。
膣の感度は快感というより内臓をかき回されている感覚に近いかもしれません。
それを快感にできるというのは、パートナーとの関係や、セックスを楽しめるというのが必要ですね。オーガズムの感覚は回を重ねれば感度が高まっていきますし、前提として、自分の体を自分でよく知ることが大切なんだと思います。
そもそも、セックスって男性は自分の好きなように動けるので、男性の方が快感を得やすいのは当たり前ですよね。
女性はそれを受けて、「そこじゃないのにな」っていうのはどうしてもあるので、イキづらいのは仕方がないのかもしれません。
とはいえ、男性と女性のオーガズムの仕組みに違いはなく、元の性器はどちらも同じもの。
胎児のときに分かれていくんですが、女性のオーガズムには精神的なアシストも関係します。
パートナーと試行錯誤しながらパートナーシップを深めていくといいですね。
Q6.もし治療で性感度が上がる体にするには、何をしたらいい？
A.締まりアップなら膣縮小手術、自身の感度を上げるならクリトリス包茎手術が一般的です。
男性の快感のために膣縮小手術をされる方が多いです。
膣自体を狭くして、締まりをよくする手術ですね。
逆に、パートナーのペニスが小さいという理由から、女性側が膣を狭くするという場合もあるんですよ。
また、自身の感度を上げてパートナーに喜んでもらいたいというときは、クリトリス包茎手術でクリトリスを包んでいる皮を剥く手術をします。
クリトリスは男性の亀頭にあたるので、男性の包茎手術と同じようなイメージですね。
皮を取ることで直接クリトリスに触れられるようになるため、敏感になって感度が上がるんです。
ただ、クリトリスは性的に興奮すると膨らんで自然と皮から出てくるので、平常時は皮の中に入っているのですが、手術によりいつも皮が剥けた状態になっていると、下着とこすれたりして痛みがある場合があります。
そのため、手術の必要性についてはよく注意する必要があります。
それでは最後に…今回のお題『性欲、名器、イク感覚って？？男女のカラダを知ろう』に協力してくださった上原先生は、ご自身の実体験も話してくださるほど、大変気さくなお方なので、私たち側も気になる質問や悩みを恥ずかしからずに色々と話してしまいましたが、その上原先生がいる東京イセアクリニックにご自身の性感度で悩まれている方や治療に興味がある方は一度ご相談されてみてはいかがでしょうか？
東京イセアクリニックの詳細
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