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婦人科系疾患の兆候として「腰痛症」が現れることがあるらしい

婦人科系疾患の兆候として「腰痛症」が現れることがあるらしい

婦人科系疾患の多くは自覚症状がないまま進行していきます。中にはがんや性感染症(STD)などの深刻な病状に発展するものがあり、そのような病気では早期発見による早期治療が欠かせません。

兆候が薄い婦人科系疾患にどう気付くかと言ったら、各種婦人科系の病気で何が起こるのか、どのようなサインがあるのか事前に調べておくしかないでしょう。

今回は自分で病気に気付くための切り口として、腰痛を伴うことがある婦人科系の病気についてご紹介します。

●子宮の病気
・子宮筋腫
・子宮がん
・子宮内膜症

●卵巣の病気
・卵巣嚢腫
・卵巣のう胞
・卵巣がん

●その他の病気や症状
・子宮外妊娠
・月経障害

より詳細に見ればほかにも病名、症状名が出てくるはずですが、主だったものに関しては上記の把握で事足りるかと思われます。
特に罹患率が高い婦人科系疾患は子宮内膜症です。

潜在患者数が200万人を優に超えると言う子宮内膜症は、本来は子宮の内側に形成されるべき「子宮内膜」が子宮以外の場所にできてしまい、生理周期に沿って成長してしまう病気のこと。

子宮には剥落した子宮内膜を外部に押し出す機能がありますが、子宮以外の腹腔内に形成された子宮内膜は排出されず、ひたすら蓄積します。
激しい生理痛や性交痛、肺便痛などをもたらすほか、不妊症に至る可能性が高いのでよく注意してください。

通常の腰痛症と婦人科系疾患関連腰痛症の見分け方

婦人科系疾患の兆候として「腰痛症」が現れることがあるらしい

腰痛症は基本的に、器質的な異常を由来とする「器質性腰痛症」と、各種器官に異常が認められない「機能性腰痛症」に大別されます。
婦人科系疾患関連腰痛症は、骨や臓器に異常があるため「器質性腰痛症」に区分されますが、器質性腰痛症の中でも臓器由来、骨格由来で異なる治療が必要です。

通常の腰痛症と、臓器由来の放散痛では痛みの現れ方が多少違うので、見分ける手がかりになさってください。

・骨格のゆがみなどを原因とする腰痛症の特徴
姿勢不良や加齢から、腰椎を始めとした脊椎全般、さらには骨盤にゆがみが起こっている場合、マッサージやストレッチ、牽引療法などで痛みが和らいだり、解消したりするケースが多い点が特徴です。

・臓器由来の関連痛としての腰痛症の特徴
関連痛として起こる腰痛症の痛みは、慢性的に持続すること。
姿勢によって痛みが左右されないこと。通常の腰痛症と同じ治療法では痛みが治らないことなどが特徴です。

また、婦人科系疾患があるようならば下腹部の痛み、不快感など、その他の症状も複合的に起こります。

婦人科領域の病気であっても、がんなどについては進行すれば転移して全身に及びます。
子宮内膜症、性感染症なども腹腔内に波及すれば命に関わる可能性がある深刻なもの。

もしも腰痛が現れるような婦人科系疾患に罹患したとすれば、病気の種類によってはかなり悪化していると思っていいでしょう。

湿布や運動療法でも効果を得られない腰痛に気付いたら、我慢せずになるべく早く医療機関を受診なさることをおすすめします。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中