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つらい生理痛を軽くしてくれる食べもの&飲みもの

つらい生理痛を軽くしてくれる食べもの&飲みもの

ひどい時には女に生まれたことを恨めしく思ってしまうほどに辛い生理痛。

人によって痛みの程度に差があったり、そのときの精神状態や季節の変化などにも左右されるといわれる生理痛ですが、実は、ある特定の食べ物や飲み物を日頃から意識して取ることによって、生理痛がなくなったり、なくならないまでも軽くなったりすることがあるってこと、知っていましたか?

酷い生理痛に長年悩まされている人には、騙されたと思ってぜひこれらの食品を積極的に取ってみてほしいのです。
薬ではないので即効性は期待できないかもしれませんが、日頃からそれらの食品を食生活に取り入れることで、だんだんと生理痛が緩和してくることにきっと気づくはずです。

また、以下に挙げる食品を飲食することによって、生理時のドロっとしたかたまり血や経血過多などの不快な症状が和らいでくることも多いようです。
そんなわけで、生理でお悩みの方は、ダメもとでこれらの食品をトライしてみてはどうでしょうか。きっとなんらかの嬉しい発見があると思いますよ。

そもそも、どうして生理痛になるのでしょう。
生理が始まる時には、プロスタグランジンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンは、生理痛を緩和するE1、子宮を収縮させ生理痛を起こすE2、過剰な子宮収縮を抑制するE3の3種類に分かれていて、働きの違うそれら3種のバランスが悪くなると、生理痛が強く出てくる仕組みになっているのです。

このプロスタグランジンのアンバランスが生理痛の一番の原因とみなされていますが、その他にも、子宮周りの血行不良や冷え、ストレス過多などによっても、生理痛がひどくなるということが分かっています。

さて、こうして生理痛の主な原因を知ったところで、次はいよいよ生理痛を撃退する働きを持つスーパーフードを7つご紹介していきましょう。

ナッツ(落花生やアーモンドなど)

ナッツ(落花生やアーモンドなど)

生理痛やPMSを緩和してくれるプロスタグランジンE1は、yリノレン酸によって作られます。
yリノレン酸を含む食品は、実はほとんど存在しないのですが、ナッツに含まれるリノール酸が体内に入ることでyリノレン酸に変化し、プロスタグランジンE1を作ってくれるのです。

また、ナッツには「老化防止のビタミン」といわれるビタミンEが多く含まれていて、その強い抗酸化作用による血液サラサラ効果で冷えの解消が期待できますし、ホルモンのバランスも調整されます。

そして、ナッツ類には豊富なマグネシウムが含有されているので、子宮の収縮を緩める効果も期待できます。
こんなすごい働きを持つナッツは、生理痛持ちにとって夢のような食品といえるのです。

牡蠣

カキに豊富に含まれる亜鉛は、女性ホルモンの働きを活発にし、ホルモンバランスを整えることで有名な栄養素です。
また、血液のもとになる鉄分の含有量も豊かなため、子宮にとってもありがたい食べ物なのです。
亜鉛と鉄を豊富に含む食品は、カキの他にも煮干しや豚レバーなどがありますので、普段から積極的に取れるといいですね。

青魚(サバやイワシなど)

背の青い魚に含まれる脂肪酸EPAは、子宮の過剰な収縮を抑える働きをするプロスタグランジンE3を作り出します。
また、EPAには血液サラサラ効果も期待できますので、一石二鳥です。

ただし、青魚の油に含まれるEPAは、加熱調理によってその多くが流れ出てしまうので、効率良くEPAを摂取するためには、生食、もしくは流れ出た油分も一緒に食べられるような工夫をするといいかもしれませんね。

大豆(きなこ、豆乳など)

大豆に含まれるイソフラボンは、体内に入ると女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じ働きをしてくれて、ホルモンバランスの安定に役立ってくれます。
生理痛を和らげたいなら、味噌汁や納豆、豆腐などの伝統的な和食を一品でも多く日々の食卓にのせるように努力したいものです。

セリ科の野菜(セロリ、パセリ、三つ葉など)

セリ科の野菜に多く含まれるカルシウムは、排卵機能を高めて生理痛を和らげる効果があり、生理時の不快感にともなうイライラを緩和してくれる効果も期待できます。
セリ科の野菜は香りが強いため苦手な人が多いですが、付け合せのパセリなども、捨ててしまうのはもったいない。
ディップを工夫するなどして食べ方を工夫し、少しずつ食べられるようになるといいですね。

ハーブティー

リラックス効果を期待して飲むことが多いハーブティーですが、ハーブのなかには意外にも女性に嬉しい効果を持つものが多くあります。
生理痛緩和の効果を持つ主なハーブは、セージ、フェンネル、カモミール。

特にフェンネルは、女性ホルモンの働きを活発にする効果にかけてはナンバー1といわれています。
フェンネルといえば、主に料理の風味付けや飾りとして使われることが多いハーブですが、女性ホルモンに強力に働きかける作用があるなんて、意外ですよね。

少量のアルコール

もちろん飲みすぎはいけませんが、少量のアルコールであれば、リラックス効果や血行促進効果により、生理痛にポジティブな効果をもたらすと思われています。

ただし、冷たいアルコール類は当然体を冷やしてしまって逆効果ですので、アルコールを飲むときはなるべく温めて、または常温のものを飲むようにしましょう。
温かいお酒というと、熱燗や焼酎のお湯割りなど、ダサいイメージがあるかもしれませんが、ホットワインやホットサングリアなんかだと、お洒落に楽しめるかもしれませんね。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き) 知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。