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知れば軽くなる!?生理痛の基本と対策

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生理痛にまつわる「30%」という数字があります。
これが何を意味しているのかというと、初潮後の女性のうち、生理痛を「ひどい」と感じている割合なのだとか。

あくまで「我慢できないほどひどい」と感じている方を現す数字ですので、軽度の方も含めれば割合は当然増えます。
程度に関わらず何らかの生理痛症状を自覚している方は、なんと全体の8割にも上るのだそうです。

特にひどい生理痛で病院を受診する割合は年代が若くなるほど増え、25歳から30歳が38.2%、25歳未満が43.1%になります。
なぜこれほど多くの女性が生理痛に苦しまなければならないのでしょうか。

現代の女性に「生理痛人口」が多い理由

生理痛は、明確な原因があるものを「器質性月経困難症」といい、特に病気などが見当たらないものを「機能性月経困難症」と呼びます。

「機能性月経困難症」が現れるのが比較的若い20歳代前半までに偏っているのに対して、幅広い年代で見られるのが、異常が元になって痛みが起こる「器質性月経困難症」です。

「器質性月経困難症」の由来となるのは、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの疾患が考えられます。

最近になってこうした婦人科系の病気を発症する女性が増えているのは、ひとつには晩産化があるという説が有力です。
晩婚化、晩産化の結果、現代女性は昔の方々よりも生涯で迎える生理の回数が増えています。

50年前と現在を比較して平均で数えると、なんと10倍近くにまで生理回数が増加しているのです。
子宮や卵巣にかかる負担は格段に増え、子宮内膜症など、女性の機能に影響を与える病気になりやすくなっているのでしょう。

また、もう1つには女性達自身による女性の身体への意識不足があります。
生理の仕組みについてはまだまだ解明されていないことも多いのですが、冷え食生活、ファッションなどによって悪化するということだけは確実です。

生理痛を軽くするために、生理痛の原因となる要素、生理痛を悪化させる要素をぜひ知っておいて下さい。

生理痛の原因となり、痛みを悪化させる要素とは

卵胞ホルモンのエストロゲンと、黄体ホルモンのプロゲステロン、そして抗利尿ホルモンバソプレッシンのバランスが崩れた時、女性は月経前症候群の症状を現すのだと言います。

ホルモンバランスを崩してしまう大きな原因が「冷え」で、特に下半身の冷えによって痛みがひどくなるようです。

冷えが痛みに直結するのは血液循環が悪くなるからであり、同じ理由で、締め付けのキツイ服装、露出の多いファッション、身体を冷やす飲食物やタバコなども、生理痛のきっかけや悪化の原因になると思って下さい。

月経障害と呼ばれるような症状になると、単なる痛みだけではなく腰痛、嘔吐などまで起こりかねませんので、身体の健康を守る「ビタミン」「鉄分」「ミネラル」をバランスよく食べるように心がけ、ウォーキングなどで血行を促進して生理痛を予防しましょう。
半身浴などでゆったりと身体を芯から温めるのも、対策として効果的です。

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ライタープロフィール

円谷

円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中