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あなたのトラブルも病気かも? PMS・PMDD、月経困難症とは

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こんにちは、ライターの佐原です。
女性の身体を持って生まれてきた人の多くは、月に1度、月経を迎えます。
男性には未だになかなか理解されることの少ない月経ですが、実は女性であっても、知識を持ちきれていないことは多くあります。

例えば月経といえば「多少の不快・トラブル」はつきものである、と考えている方は多いかと思います。
けれど、あなたの抱えるその不調が「病気ではない」と、本当に言い切れるでしょうか?
今回は、女性自身でも見逃しがちなPMS・PMDD、月経困難症についてポイントをまとめてみました。

PMSってどんなもの?

PMSは「月経前症候群」のことで、月経前の黄体期に起こる不快な症状のことをいいます。
月経前の黄体期とは、月経開始のおおよそ3〜10日前にあたります。

PMSの症状としては、乳房や腹部の張り・痛み、精神的なイライラや気分が落ち込むなどが特徴的なものとしてあげられます。

またPMSの特徴としては、生理が開始すると症状が軽くなったり治まったりする、という点もあげられます。

PMDDって何?

PMDDは、PMSよりも耳にしたことがない、という女性も多いかもしれません。
こちらは「月経前不快気分障害」と言い、PMSよりも重い症状が出ることをいいます。

特にイライラや気分の落ち込みなどの精神的な症状が強く出る傾向にあります。
PMS患者のうち、3〜5%がPMDDであると言われています。
イライラや気分の落ち込みのほか、強い絶望感や緊張感に襲われる人もいます。

月経困難症とは?

月経困難症は、月経中の不快な症状のうちでも、特に強い下腹部痛・腰痛などの症状を指します。
かつては「生理痛が特に重いだけ」「たかが生理痛で大げさに騒ぎすぎる」などと言われており、現在でも、未だ理解が進んでいるとは言えない現状もありますが、月経のある女性のうち30%は月経困難症に悩まされているとも言われている、非常にポピュラーなものでもあります。
下腹部痛・腰痛のほか、嘔吐(吐き気)や下痢などの症状が出てくることもあります。

月経といえば、何かと不快やトラブルはつきものです。
そのためこれらの症状は「きっとみんなこんなものだし」「不快で当たり前だし」ということで、見逃されてしまいがちです。

また、我慢強い人であればあるほど「耐えられないわけではないしと、人に相談することをためらいがちであったりもします。
しかしこれらの症状は、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因で引き起こされている可能性もあります。

また月経に関わる不快やトラブルは、必ずしも引き受けなければならないものでもありません。
症状がひどくなったり、不安になることがあったりしたら、迷わず婦人科を受診するようにしましょう。
日々をより心地よく過ごすためにも、性生活をより楽しむためにも、不快やトラブルは我慢せず、遠慮せずに解消していきたいですね。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。