夏バテ対策になる「シャワー」の使い方を知りたい!根深い内臓の冷えにも有効!?
夏になると「入浴で体力が消耗してしまうから」と湯船を敬遠する方は多いのではないでしょうか。
実際、日中の外気温と室温の落差に疲れ果てた体にとって、お湯に身を浸す入浴法がストレスになる可能性は否定できません。
水圧によってどうしても心臓にストレスがかかりますから、体力が減退しているタイミングでは健康の害となるケースもあるからです。
しかし、どんなに暑い季節でも内臓の機能が低下すれば冷え性が起こります。
夏バテが内臓型冷え性の引き金になり、冷え性はさらなる夏バテの悪化を招く悪循環。
これを放置すれば生理痛の悪化や卵子の老化まで引き寄せますから、連鎖を断ち切るためにも「夏場なりの冷え性対策」が欠かせません。
入浴による健康法としては「半身浴」が最も信頼性のある方法として知られていますが、湯船にお湯を張る気にもなれないと言う方にはシャワーで工夫することをおすすめします。
シャワーも工夫すれば「冷え」を解消できる
シャワーはお湯を溜めておけないので逆に体を冷やしてしまうと言いますが、工夫次第で問題は解決できるのです。
抑えるべきポイントをご紹介しましょう。
1・適温は39度から40度
2・循環を促す「ツボ」にお湯をあてる
3・最後に足湯やホットタオルを使う
4・水分補給に常温以上の飲み物を飲む
これらがシャワーで冷え性を改善するポイントです。お湯の温度が高すぎると肌のうるおい成分を奪ってしまう上、交感神経を刺激して筋肉や血管を緊張させてしまいます。
心地よい温度に設定しましょう。
その上で、身体を温めるツボや、リンパなどの循環を促進するツボにお湯をあてると効果的です。
通常のツボ押しよりも穏やかに深く刺激できますから、次第に身体全体がポカポカと温まってくるはず。
そして最後にたらいにお湯を溜めて足湯をしましょう。
お風呂場を出てからのホットタオルでも構いません。
また、シャワーでも汗をたくさんかいているはずなので、お風呂場を出たら常温以上の温度で水分補給をすることをおすすめします。
身体を温め、循環を促す「ツボ」はどこにあるの?
夏バテ対策のシャワー活用法で温めるべきツボは、主にお腹や首、手首、足首などです。
お腹にはたくさんのツボが集中していますから、肋骨の一番下、第十二肋骨の淵をなぞるようにシャワーをあてるなど、幅広く温めるようにするといいでしょう。
おすすめは、おへその少し上にある「水分(すいぶん)」というツボ、みぞおちの少し上にある「巨闕(こけつ)」というツボ、あるいはへそから斜め下にある「大巨(だいこ)」というツボなどです。
また、足のくるぶし付近にある「三陰交(さんいんこう)」などのツボも有名ですね。
ちなみに、肋骨下には横長の臓器、肝臓があるのですが、これを外側からシャワーで温めると肝機能が改善するのだとか。
肝臓が疲れている方にもいいかもしれませんね。
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ライタープロフィール
円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中