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低容量ピル服用中の不正出血、大丈夫?

低容量ピル服用中の不正出血、大丈夫?

こんにちは、佐原チハルです。
不正出血といえば、婦人科系疾患があったり、何か不具合が起きていたりするサインであることも少なくありません。

しかし、ピルを服用している場合はその限りではない、という話が聞かれることもあります。
ピルを飲んでいる時の不正出血は、なぜ「大丈夫」ということになっているのでしょうか?

1、不正出血って?

不正出血とは、月経ではないにもかかわらず、出血してしまう状態のことを言います。
原因は様々あり、ストレス・疲れ・ホルモンバランスの崩れから、一時的に出血が見られるようになることもあります。
このような不正出血は、ある意味“自然”なものですので、心配する必要はありません。

けれど、子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頚部のびらん・卵巣の病気、はたまた妊娠である可能性もあります。
出産や人工妊娠中絶の後の場合であれば、子宮に異常が起きていたり、回復が遅れていたりすることもあります。

つまり原則的には、異常がある場合を考え、不正出血が続くようであれば、婦人科を受診することが望ましいと言えます。
これはピルを服用している場合でも同様で、不正出血は、婦人科受診の上で不安を払拭しておくのが安心です。

2、ただし、ピル服用時の不正出血は“よくあること”です

ただし、ピル服用時の不正出血は“よくあること”です

上記で、ホルモンバランスの崩れなどによる不正出血は心配いらない、と書きました。

実はピル服用中には、まさにホルモンバランスが崩れることで不正出血が起こることがあるのです。
ピルとはホルモンをコントロールする薬なのですから、影響が出るのも当然です。

子宮内膜を排出する・しないをコントロールしているのもホルモンなのですから、服用によってそのバランスが崩れ出血することも、まったく珍しくないのです。

またピルは、生理が終わり出血しきった状態から飲み始めることになっています。
しかし、出血が終わり切る前にピルを飲み始めてしまうと、やはり不正出血が見られるようになることがあります。
出し切れなかった子宮内膜が、少しずつ時間をかけて排出されるようになるからです。

3、病気の可能性がないわけではない

ピルの服用中は、いつ不正出血が起きてもおかしくはありません。
そしてそれらのほとんどは、心配が不要なものです。
とはいえ、その不正出血が病気のサインではないという保証はありません。

・ピルの飲み始めの場合、1ヶ月以上しても出血が止まらない
・すでにピルを常時服用している場合、1週間以上出血が止まらない
・腹痛や腰痛がある
・血の量が多い気がする
などの場合は、婦人科を受診してみるようにしましょう。

不正出血に限りませんが、不安を抱えながらの生活は、なかなかにストレス・負担のかかるものです。
不安は早めに解消できるようにしておきたいですね。

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ライタープロフィール

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佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。