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「肉食女子」は、ホルモンバランスの乱れによるオス化が原因!?

「肉食女子」は、ホルモンバランスの乱れによるオス化が原因!?

男が草食化し、女が肉食化していると言われて久しいですが、周囲を見渡してみても、やはり肉食系女子が世の中に増殖しつつあると実感せざるをえません。

あるネット調査によると、20~30代の働く女性の6割以上が、なんらかのオス化を実感したことがあると回答したそうです。

いつのまにか中性的な魅力を持った男性ばかりがもてはやされる時代になり、例えばテレビを見ていても、ナヨっとした男性タレントが増えましたよね。
男性が中性的になった分、バランスを取ろうとして、まるで女性が無意識にオス化を促進しているかのようです。

実は、男の体には男性ホルモンしか分泌されないのに比べ、女の体の場合には、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)だけでなく男性ホルモン(テストステロン)も同時に分泌されています。

ただ、健常な成人女性の場合、血中のテストステロン値は男性の5~10%と少なめなので、男性ホルモンは女性の体内で、心身のバランスを取るための助っ人的な補助的役割を担っているにすぎません。

ところが現代は、仕事に身を捧げてバリバリ働くキャリアウーマンが増えたりしたこともあって、男性ホルモン優勢な「オス化女子」が増殖中で、それが社会現象になりつつあるのです。

働く女性でも、色んな意味での余裕をもって働く分にはなにも問題はないのですが、ホルモンバランスを崩すほどガッツリ仕事にのめり込み過ぎたり、健全な生活リズムを乱してしまうのが問題なのです。

「肉食女子」は、ホルモンバランスの乱れによるオス化が原因!?

オス化女子の弊害としては、まず一番に、体毛が濃くなります。
体毛と言っても、まつ毛がフサフサになったりすれば逆に嬉しいのですが、オス化で濃くなるのは、ヒゲ、胸毛、すね毛、耳毛、陰毛といった、「そんな所が毛深かったら、女として終わってる!」というような箇所ばかり。

そんな箇所が毛深かったら、百年の恋もいっきに醒めるというものです。
逆に、頭頂部とおでこの辺りの毛髪は、男性ホルモンの影響が強いと薄くなってしまいます。
フサフサでツヤツヤな髪は女性の象徴の一つとされ、髪は女の命とも言うのに、髪の毛が薄くては女の魅力も半減してしまいかねませんよね。

また、オス化してくると、肌のキメが荒くなって毛穴が開いてきたり、イライラして怒りっぽくなったり、皮脂量が増えて顔がテカりやすくなったりします。

あなたの周りに、「最近毎日忙しくしてたら、急に筋肉質になってきて痩せた」と喜んでいる女性はいませんか。
体が引き締まってスリムになったので、一見良いことのように思えますが、実はこれもオス化の弊害のひとつ。
筋肉質で丈夫な体を造る男性ホルモンが過度に働いたことによるものなのです。

男性ホルモンの働きには他にも、男性的な思考をしたり、性衝動が高くなるなどがあります。
いわゆる肉食系の女性や、恋愛対象となる異性がいない女性は、テストステロンのレベルが高めという調査結果が出ていて、テストステロンの分泌が盛んな女性ほど、世間一般の人が思い描く「女らしい女性像」から遠ざかってしまい、恋愛対象として選ばれづらくなる傾向がうかがえるのです。

とはいえ、女らしい女性をもともと目指していない女性にとっては、「女のオス化、万歳!肉食女子、万歳!」という感じでしょうし、色んな価値観が共存していける世の中の方が健全でしょうと個人的には思うのですが、女に生まれた以上はオス化による弊害も無視できないわけで、注意するに越したことはないのかなという感じでしょうか。

さらに、ストレス過多になるほど仕事を頑張ってない人でも、知らない間にオス化していることもあるので要注意です。
若い世代は特に、モテるための無理なダイエットに走ったり、野菜や魚よりはお肉を好んで食べる傾向が強いですが、それらの行為もオス化を加速させるようです。

現代の食肉は生産性重視で飼育されますから、ホルモン剤や抗生物質などを大量に与えられているので、そのようなお肉をたくさん食べた人間の生殖機能を乱してしまうといいます。
食事は栄養バランス良く取り、お肉を食べる時にはなるべく安心なものを食すように気をつけたいものですね。

現代日本は男女同権が津々浦々まで浸透していて、それ自体は文句なしに素晴らしいことなのですが、男と女の身体の仕組みは全く違うのですから、その点を無視して行動してしまうと、どこかに歪みが出てくることになってしまいかねません。

仕事の締め切り間近で、朝から晩まで連日働きづめなのに、飲ミニケーションも大事とばかりに、同僚や取引先の飲み会に誘われれば出かけて行く。

さらに家に帰れば家事や育児に大忙しと、そんな息つく暇もないほど忙しい日々を送っている女性も、実際にたくさんいることでしょう。

女性の場合、心身がそれほど安定的にはできておらず、日々のプレッシャーやストレス、寝不足などが度重なれば、それがそのまま心身に影響を及ぼし、女性ホルモンのバランスを崩して、次から次へとあらゆる面で不調が出てきてしまいます。

これが男の場合、心身が生まれつき安定的で頑丈にできているため、余裕のない生活でもなんとなくギリギリまで対応できてしまったりもするのですが、無理が度を越せば、さしたる前触れもなく突然死したり、鬱を患ったりといったようなことになったりするケースが多いようです。

どちらが良いとか悪いとか言うわけではなく、同じように心身を痛めつけて無理をした結果にも、男女で違いがあるということが分かると思います。
女性のオス化、男性のメス化が問題になっていますが、自分の体の特性を理解した上で行動し、その特徴を生かして末長く健康でいられたら理想ですね。

これまで見てきたように、女性のオス化はできれば避けたい現象なのですが、実はそれは更年期までの比較的若い世代の女性に当てはまることのようです。
更年期を過ぎて生理もあがり、おばちゃんの仲間入りを果たしてしまえば、見方次第では女性のオス化はむしろ歓迎すべきこととも言えます。

というのも、女性は50歳前後になってくると女性ホルモンの分泌量が一気に減少し、それと共に心身が不安定になって、ひどい頭痛に悩まされたり体温調整ができなくて日々の生活に支障が出るといったような、数々の不定愁訴(原因不明の体の不調)に悩まされるわけで、そういった時期を総称して更年期と言われているのですが、ひとたび更年期が過ぎてしまえば、女性ホルモンの分泌が少なくなった分、オス化によって心身が非常に安定していきます。

それは、しばしば女性を感情的にさせてきた女性ホルモンの分泌量が低下し、その一方で、元々わずかながら分泌されていた男性ホルモンが、活力や社会性をアップしてくれるので、女性の心身においてブレない部分が多く占めるようになるからだと思われます。

生きることそのものが楽しく快適になりますので、このタイミングで第二の人生を謳歌し始める女性が増えるのも納得と言えるでしょう。

よく、生理があがると女でなくなったようで悲しいというような意見も耳にしますが、エストロゲンの低下によって心身ともに辛い更年期さえうまく乗り越えることができれば、その後は身体が健康である限り、女性の良さと男性の良さとの両方を楽しめる有意義な人生が待っていることでしょう。

更年期以降は女ざかりだった人生とはまた違った、別の楽しみが味わえる人生が待っていると知れば、年齢を重ねるのも悪くないかなって思えるかもしれませんね。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)
知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。