トップページ > 子宮時間 > 子宮の健康とサイン > 年代により発症しやすさが違う女性特有の病気~備えは万全ですか?

年代により発症しやすさが違う女性特有の病気~備えは万全ですか?

年代により発症しやすさが違う女性特有の病気~備えは万全ですか?

女性だけが持っている体の器官や部位にまつわる病気は意外に多く、厚生省の統計によると、女性特有の病気にかかっている患者の数は全国で約100万人以上、受療率そのものも男性より高いという結果が出ています。

女性の場合には、子宮や卵巣、乳房など、体の部位にできる、比較的分かりやすい病気だけでなく、妊娠や出産、生理、ホルモン分泌に関係する病などもあり、原因が分かり辛く特定できないような病もあったりと、「女性特有の病気」と一口に言っても、その実態は多種多様なのです。

また、男女共に発症する可能性のある病気の中には、関節リュウマチのように、男性よりも女性の方が圧倒的に発症率が高い病気もあったりするので、女性としては注意が必要なのです。

実は、女性特有の病気には、個々の病気について、かかり易い年代というものが存在します。
どんな年代にどんな病気にかかり易いかを知っておけば、セルフチェックや検診の時に役立ちますし、必要であれば保険によって万一の場合に備えることもできるので、なにも知らずに漫然と過ごすよりも心強いのではないでしょうか。
自分が今どんな病気のリスクを抱えていて、将来的にどのような病気にかかり易いのか、年代別発症リスクを通して検討してみましょう。

そうすることによって、心配な病気には保険をかけて備えることもできますし、保険が必要と思われる期間だけを掛け捨ての保険で賢くカバーしておくということもできるでしょう。
実態としては、若い年代なら病気のリスクが低くて安心、とは必ずしも言えないようですので、保険に加入する際の参考にしてみてください。

20代 – 妊娠・出産にかかるトラブル、パセドウ病

20代 - 妊娠・出産にかかるトラブル、パセドウ病

学校を卒業して就職し、慣れない社会生活のストレスからホルモンバランスがおかしくなり、生理不順に悩まされることが多いのが20代です。
また、20~30代にかけては、多くの女性が妊娠・出産を経験し、その過程で病気を発症したり、体調不良を経験することも多くなります。

そして最近、20~30代に特に増えているのが、パセドウ病。
新陳代謝を盛んにする甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気で、頻脈、動悸や、眼球突出などの症状がみられることもあります。

著者の周りにもこの病に長年苦しんでいる知人が多く、誰でもなりうる病気で、年々増加傾向にあるようです。
原因は今のところ不明ですが、心がけ次第である程度は予防できるという説もあるようですので、規則正しい生活に努め、ストレス過多にならないように十分注意しましょう。

30代 – 高齢出産によるトラブル、子宮関連の病気、パセドウ病

晩婚化が進んでいることもあり、いわゆる高齢出産をする女性が増えました。
高齢出産の場合には、20代の出産に比べて分娩リスクが高くなり、異常分娩や帝王切開になる可能性が増えてしまいます。
また、30代は子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫になる可能性が急に高くなるので、定期検診を怠らないように注意しなければなりません。

これらの病気は、不妊や流産につながることがありますので、赤ちゃんを望んでいる人は、特に気を配るようにしましょう。
沈黙の臓器といわれる卵巣は、病状がかなり悪化しなければ自覚症状が出ませんので、異常を感じなくても定期的に検査を受けるようにしておきましょう。

40代 – 子宮関連の病気、乳がん

40代は、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫のリスクは引き続き高く、子宮頸がん発症率がアップしますので、定期検査は忘れずに行いましょう。
日本では、乳がん発症率は閉経後に高くなりますので、40代後半以降は乳がん発症リスクがグンと高くなります。

乳がんに関しては、早期発見さえできれば命まで奪われることにはならない場合が多いので、乳ガンのセルフチェックは頻繁に行い、最低年に1回は医療機関で乳がん検診を行うようにクセ付けておくと良いでしょう。

50代 – 乳がん、関節リュウマチ、更年期障害

閉経を挟んでその前後10年間ほどは、症状の大小はあれ、多くの女性が更年期障害に悩まされます。
50代以上になると、関節リュウマチにかかるリスクも急上昇しますが、最近では40代後半から発症する人も増えてきているようなので要注意です。

50代は、40代の病気のリスクを引き続き受け継ぐのに加え、体の衰えも加速していきますので、女性特有の病気に限らず、病院のお世話になることが増えていく年代です。
何もしなければ老人街道まっしぐらになりかねないので、活動的な趣味を持ったり、健康のために運動をしたりなど、アンチエージングを意識して日々生活したいものです。

60代以降 – 各種がん、関節リュウマチ

乳ガンや子宮関連のガンなど、女性特有のガンだけでなく、体全体でガンのリスクが高まります。
骨阻喪症による骨折など、高齢ゆえの病気も多々あります
し、一度病気や怪我をすると回復に時間を要するようになってきますので、日頃から栄養をしっかり取って定期的に運動をするなど、若い時以上に健康維持に努めると良いでしょう。

関連記事:女性向け医療保険は本当にお得なの? ~ 女性保険を選ぶ際に注意することは?
不妊治療をサポートする民間の医療保険とは?
女性特有のがんは何人に1人の割合で発生するの? 増え続けるがんリスク
がんになる前に知っておきたい! 女性特有のがんはどうやって調べるのか

ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)
知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。