呆活って知ってる? 頭をリセットして疲れを癒そう
現代生活を送る社会人はさまざまな要因から体調を崩しがちです。
運動不足、不摂生、ストレスなどの影響が蓄積して体力が減退し、風邪や流行性感冒などに対する抵抗力が低下してしまうケースが少なくありません。
近年に至るまでの研究によって生活習慣の他にストレスもまた健康を大きく損なうことが判っています。
会社などに所属して席になる業務に当たる社会人にとって、ある程度のプレッシャーはパフォーマンス向上につながる必須用祖なのだそうです。
しかし、継続的にストレスによる負荷が心身にのしかかるといずれ肉体を構成する神経、内臓、筋肉各所の機能効率は下がり、やがては何かしらの疾患につながっていくでしょう。
最初の影響は末端からの冷えとして始まります。
冷えは内臓機能を低下させ、女性の場合は将来の不妊を招く可能性すらある危険な症状です。
手足の冷え、緊張による呼吸の浅さ、眠りにくさなど、ストレスが許容量を超えつつあるサインに気付いたならばなるべく早く対策を講じるようにして下さい。
今回は、ちょっと話題の「呆活」についてご紹介します。ストレス対策の参考になりましたら幸いです
ストレス対策にも流行がある。「呆活」ってどうなの?
美容やファッションに「流行」があるのと同じように、健康やストレス対策に行う活動にもはやりすたりがあります。
一時期耳にする機会が多かった「涙活」や「朝活」「腸活」
キュアリでおすすめしている「温活」などもその仲間です。
今回ご紹介する「呆活」は、ごく最近注目を浴びるようになった新しい健康法で、まだあまり知られていません。
これを機会に新しい健康法を吟味してみてはいかがでしょうか。
■ 呆活の全容
呆活とは、文字通り「呆ける」「活動」です。
人の脳にはストレスを受け流す機構が備わっていますが、万能ではありませんからどこかで限界を迎えます。
蓄積した情報量などがキャパシティを超えた時には活動を休止して余分なものを忘れ、次の日のための余地を作り出すのです。
主に睡眠中にこの脳機能の回復が行われるので、自ら脳が自己修復行動をしていることを自覚している人間はいないでしょう。
「呆ける活動」は故意に脳が何もしない時間を生み出し、パンクしそうになった脳のメモリーに空きを作りだし、パフォーマンス効率を取り戻そうという健康法です。
1回5分程度を「まったく何もせずに」ぼんやりと過ごすだけのごく単純なものですから、リラックスの必要性を感じているすべての方におすすめします。
1日5分間の確保が難しければ、1週間に1回だけでも効果を期待できます。気が向いたならばぜひ今日から始めてみて下さい。
完全に緊張を手放して心身の動きを止めると、ぼんやりと力の抜けた脳波は自然にアルファ波優位の状態に移行して行くそうです。
脳の健康状態は体温調節などの生命活動を司る自律神経のバランスにも影響しますので、健康を守るためにも、アルファ波によるストレスからの解放は欠かせません。
日ごろ複数の仕事を抱え、同時進行で処理しなければならないマルチタスク型の仕事をしている女性の場合、脳の疲労度はさらに高くなっているはずです。
呆活でリラックスし、ダメージが解消されればその後の集中力もアップしますので、仕事の効率化にも役立つでしょう。
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ライタープロフィール
円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中