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夏の冷え症が夏バテと肌荒れを連れてくる!

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動物を体温の作り方でタイプ分けすると、変温動物と恒温動物に分かれます。
変温動物は自分で体温を作れない蛇やトカゲなどで、多くは冬眠して冬の寒さをしのぎます。
一方の恒温動物は気温に関係なく体温を一定に保てる機能があるので、寒い季節でも活動を続けられるのです。

人間は恒温動物ですから、本来であればおおむね同じ水準の体温を保つことが出来ます。
それが本来の姿です。

しかし、時代が変わって自然界から離れた生活を送るようになった結果、人は体温の恒常性を失いつつあるのでしょう。
冬には気温に引きずられて体温を維持出来なくなりがちですし、夏には暑さの反動で冷え症になるケースが少なくありません。

冷え症は様々な健康リスクを発生させる症状ですが、夏の冷え症は特に肌の状態悪化に関係しているといいます。
その理由と対策をご紹介しますので、よろしかったらご参考になさって下さい。

夏の冷え症と肌荒れの関係とは

夏の冷え症には2つのパターンがあります。
ひとつは空調の効いた環境で長時間過ごさなければならない方に起こるタイプで、外気と建物内の環境変化が冷え症の主な要因です。

湿度と温度の落差に対応しきれなくなった自律神経のバランスは失調します。
やがて体温調節機能が減衰して状況に適応できなくなってしまい、空気を冷やす空調に引きずられるように体温を失っていくでしょう。
これが夏の冷え症のひとつ目のパターンです。

もうひとつの夏の冷え症は、気付かない間に内臓から進行しているケースが多いタイプです。
元々日本の夏は高温多湿で非常に過ごしにくい環境になります。
冷たい水や果物、氷菓、素麺や冷麦、冷やし中華など、冷たい食べ物が食卓に登場する機会が増えるのは自然な傾向です。
実際、空調機器などの存在しなかった時代には重要な食事の工夫だったのでしょう。

しかし、過剰なほどに冷えた食品は内臓から直接音頭を奪って行きます。
気付かない間に蓄積し、進行した冷え症は「大人ニキビ」「肌荒れ」「代謝低下」「むくみ」「生理痛の増悪」などとして表出します。

このタイプの冷えが悪化すれば、手足や顔は汗が噴き出すほどほてっているのにお腹に触ると冷たく感じる、という方もいるでしょう。
それが二つ目の夏の冷え症なのです。

近年では後者を新しい「節電反動冷え」と称することもありましたが、この内臓から発生する冷え症こそが旧来の夏の冷え症であり、夏バテの主要な原因だと考えられています。

冷え症の原因から解消への筋道を見出す

季節性の冷え症としては環境の落差、冷たい食べ物という二つの要因が明らかになっています。
夏の2種類の冷え症を考えるならば原因を排除するか、原因から受ける影響を軽減するのが最も単純で簡単な対処法です。
環境の落差に対しては環境温度の変化に対応するために上着を持ち歩いたり、重ね着で調節を図ったりするといいでしょう。

食べ物による冷えを防ぐには温かい飲食物を選ぶようにするだけで済みます。
目安は15℃です。
温かいと感じる温度が辛ければ、せめて常温で口にするようにして下さい。

しかし、もともと冷えやすい体質条件も持っている場合はこの対策だけでは十分とはいえません。
元々の体質を変えるような心構えが求められることになるでしょう。

冷え症が自覚できる程の症状に及んだ場合、内臓機能には大きなダメージがすでに与えられているのだと知っておいて下さい。
もちろん、骨盤内に守られている婦人科系器官、子宮や卵巣も無縁ではいられませんので、PMSや生理痛の不快症状が強く出るようになるはずです。
冷えた子宮は命のゆりかごになる力を次第に失っていきます。
将来後悔しなくて済むように、思い立った瞬間にぜひ冷え性対策を始めていただきたいと思います。

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ライタープロフィール

円谷

円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中