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ストレスと子宮の恐い関係とは…!?

こんにちは、ライターの凛音です。
現代人とストレスは、切り離せない関係ともいえるほど、毎日たくさんの刺激を与えられています。
ストレスによる負担が積み重なると、肉体的、または精神的な病気を誘発しかねません。

女性の場合、特に気をつけたいのが子宮の病気

そこで今回は、ストレスと関連がある子宮の病気についてご紹介します。

ストレス

自律神経の働きによる影響

どの臓器にも自律神経が複雑に走っているので、多かれ少なかれストレスはすべての内臓に影響を与えます。
当然、子宮もストレスを感じると自律神経系の働きに影響を受け、弛緩と収縮を繰り返したりします

そのストレスが一時的でなく何度も生じ、慢性化してしまうと血行不良を起こすことに。
そこから冷えを促し、冷えることで子宮の機能が低下、さらにホルモンバランスも崩してしまいやがて子宮の病気を引き起こしてしまうと考えられるのです。

ではどんな病気がみられるのでしょうか。

1.子宮内膜症

子宮内膜に似た組織が卵巣や子宮以外のあちこちに増殖し、生理と同じように剥がれ落ちたりする病気です。
血液のかたまりや周囲の臓器と癒着することでさまざまな障害を起こします。
月経の回数が増えるほど、かかりやすくなるため40代に多くみられますが、
高学歴の人やストレスの多い人が子宮内膜症になりやすいというデータも出ているそう。

やはりストレスによる血行不良が原因の1つになりうるようです。

2.月経困難症

その名の通り、不快な症状が月経の度に起こる状態のこと。
日常生活に支障をきたすほどの痛みや嘔吐、下痢や便秘などを引き起こします。

そもそも生理前はホルモンの影響でイライラしやすくなったり、ストレスを多く感じがち。
そのまま引きずってため込むと、より症状を増強してしまうこともあるのです。
生理の前後は適度な息抜きと睡眠を心がけましょう。

3.子宮筋腫

子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、大きくなると過多月経などの困難症を引き起こす病気です。
原因はエストロゲンという女性ホルモンによるといわれていますが、
最近ではストレスも原因の一つという説も。ストレスのない生活を数ヶ月送った人は、子宮筋腫の成長も抑えられていたというデータもあるそうです。

ストレスによってホルモンバランスも乱れますし、やはり筋腫とストレスは密接に関わるようです。

その日のストレスはその日のうちに解消することが大切
ため込むことで、大切な子宮を知らず知らず苦しめてしまいます。人間としての基本的な「十分な睡眠」「バランスのよい食事」「適度な運動」を生活に取り入れてスッキリ健康的な毎日を過ごし、子宮を守りましょう!

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ライタープロフィール

凜音

凛音(りんね)
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中(名古屋限定)。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)鏡の前で自然な笑顔作りの