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男女別「不妊症になりやすい人」の条件を知りたい!

男女別「不妊症になりやすい人」の条件を知りたい!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。
妊娠といえば「女性がするもの」というイメージが強いですが、実際には男性・女性の両方がいなければ妊娠は成立しませんし、最近では、不妊の半分近くは男性側にも原因があるということがわかってきました。

不妊症って、どういう状態を言うんだっけ?

不妊症の定義は、一般的に「避妊をしていない状態で定期的にセックスをしているにもかかわらず、一定以上の期間妊娠しない状態」をさすと言われています。
この「一定以上の期間」がどれくらいのものなのかについては、異なる見解があるようです。

たとえばWHOでは1年ですが、日本産婦人科学会では2年としていますし、より厳密に見ようとすると、年齢によっても変わってくることになります。
35歳以上であったり、不妊症になる「高リスク」の要因を持っていたりする場合は、1年もしくは2年の経過を待たずに検査をし、不妊治療を開始した方がよいケースもあります。

不妊症になる高リスク……女性の場合は?

高リスクの要因としては「月経異常」「性感染症」「子宮筋腫・子宮内膜症」などがあげられます。

月経異常……「周期が長すぎる(39日以上あく・90日以上来ない)・短すぎる(24日以内に来る)」「月経期間が長すぎる(8日以上)・短すぎる(2日以下)」「月経時の痛みなどが強い」などがあてはまります。
基礎体温をつける必要があったり、重大な疾患にかかっていたりする可能性もありますので、早めに婦人科を受診しましょう。

性感染症……クラミジアや淋菌に感染したことがある場合は、不妊の高リスクです。
特にクラミジアは、感染者数が非常に多く、女性の場合は自覚症がないことも多いので、注意が必要です。
また骨盤腹膜炎になったことがある場合も高リスクとなります。

子宮筋腫・子宮内膜症……健康診断などでこれらの疾患についてリスクがあると言われた場合、もしくは患ったことがある場合には、注意が必要です。
不妊検査や、不妊に関する相談も、早めに行った方がよいでしょう。

不妊症になる高リスク……男性の場合は?

男性の場合は女性とは異なり、子どもの頃にかかった病気や、現在抱えている疾患などについて見てみる必要があります。
子どもの頃に、「ヘルニア」「停留睾丸」の手術を行ったことがある場合には、精子数の減少や、精管が詰まるなどしやすい可能性があると言われています。

また成人になってからの「おたふく風邪」、子どもの頃であっても、長引く高熱などがあったケースでは、精子が作られにくくなっていることがあるそうです。
がん治療の経験がある場合も同様です。

また「糖尿病」にも注意が必要です。
勃起や射精をしにくくなるだけでなく、精子をつくる機能そのものが低下する可能性もあると言われています。

このような条件に当てはまる場合は、泌尿器科で早めに精液検査を受けてみることがオススメです。
精液検査は、不妊治療などを行っている産婦人科でも受けられることがありますので、パートナーと一緒に検査に行くことも可能ですよ。

「成果の出ない妊活」を続けることや、原因の特定できない不安を抱えた日々を過ごすのは、とても辛いことです。
もし、自分やパートナーが高リスクに当てはまる場合は、まずはしっかり受診して、医学的なアドバイスを得られるようにしてみましょう。

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ライタープロフィール

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佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。