トップページ > 妊娠活動 > 妊活・不妊治療と縁が深い漢方の話

妊活・不妊治療と縁が深い漢方の話

shutterstock_142270969

成分を抽出した西洋薬よりも、妊活中には漢方薬が好まれる傾向があります。
漢方薬は自然の素材を漢方の処方に基づいて構成した薬品であるため、抽出物で作られた薬剤よりも多くが穏やかに作用する、と考えられるからです。
妊活に挑む際、女性に人気の漢方薬を効果と共にご紹介します。

・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
日本で最も有名な妊活向け漢方薬でしょう。不妊、むくみ、体質虚弱、生理不順、貧血などに対応

・加味逍遥散(カミショウヨウサン)
子宮筋腫、更年期障害、肝炎、慢性胃炎、便秘、自律神経失調症などに対応

・婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)
更年期障害による頭痛、肩こり、貧血、腰痛、腹痛、めまい、のぼせ、ほてり
耳鳴り、生理不順、生理痛、冷え症に対応。また、不妊、排卵困難などに対応することも

・温経湯(ウンケイトウ)
冷え症、体質虚弱、生理不順、生理痛、更年期障害、のぼせ、しもやけ、主婦湿疹、足腰の痛みを
伴う冷え、頭痛、冷えのぼせなどに対応。
不妊治療においては処方された場合補助的な役割を担う。主に女性が使用する漢方薬

・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
冷え症の中でも「お血」と呼ばれるのぼせのあるタイプに対応する。
他には生理不順、生理痛、頭痛、めまい、肩こり。
子宮内膜症や筋腫の病態軽減、ニキビやシミを薄くしたり、痔、打ち身、肝臓病、
更年期障害などにも処方

・補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
滋養強壮、水分循環改善、貧血改善、のどの痛みや痔の改善、健胃腸など

・芎帰調血飲第一加減 (キュウキチョウケツインダイイチカゲン)
産後の衰弱、血の道症、月経不順、骨盤内鬱血症候群、貧血症、痔疾患、体力低下、
自律神経失調症、乳汁分泌不足に対応

・六味丸(ロクミガン)
ハチミガン、ロクミガンは腎に力をつける。身体のほてり、足腰、生殖器の衰えに対応

・八味地黄丸(ハチミジオウガン)
足腰、泌尿生殖器の衰え、体力低下などに対応。
卵巣のアンチエイジングを目的とした漢方薬とされる

・杞菊地黄丸(コギクジオウガン)
体質虚弱、胃腸障害、多尿、尿量減少、のぼせ、めまい、疲れ目、むくみ、視力低下などに対応。
卵子と子宮内膜の品質向上

・紫河車(シカシャ)
強壮作用、卵巣や乳腺の発育支援

・桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
便通回復、血行回復、不安解消、ホルモン整調、生理痛解消、冷え症解消

・田七人参(デンシチニンジン)
免疫力増強、精力増強、疲労回復、代謝促進、血行回復

不妊治療によい、とされる漢方薬の名前が判ったら次はどのような生薬が配合されているのか気になるかと思いますが、漢方と言うものは素材を目的に応じて配合しているからこそ、症状に対する効果を得られるのです。

生薬を単独で、自己判断で使用しても多くの場合望ましい作用は確認できません。
利用したい場合はかかりつけの医師、薬剤師にご相談になって処方してもらうことをお勧めします。

関連記事:【漢方の定義】妊活に漢方を!そもそも漢方ってなに?
不妊症改善の漢方薬、どんな効果があるのか知りたい!
【漢方の定義】妊活に漢方を!そもそも漢方ってなに?

ライタープロフィール

円谷

円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中