不妊治療の辛いストレスに…すぐできるメンタルケアとは
こんにちは、ライターの凛音です。
不妊治療を始めて数か月経ち、結果がでない月が続くと、出口のないトンネルをひたすら歩き続けているような絶望的な感覚に陥ることがあります。
一生懸命頑張っているのになぜ自分たちには子供ができないのか、そんなことを思うと、
ちょっとしたことでイライラしたり、家族に当たってしまうことも。
夫婦関係にまで支障をきたしてしまっては、元も子もありません。
不妊治療中のメンタルケアは、とても大切なのです。
不妊治療中に感じやすい3つのストレスと解消法
不妊治療中のメンタルに大きな影響を与えるストレスは大きく分けて3つ。
それぞれのストレスとその解消法をご紹介します。
①妊娠できないストレス
毎月セックスをしてから生理予定日まで期待と不安の毎日を過ごしていると、
やはり生理がきたときの落胆と失望はどんどん重くなります。
妊娠できなかったときのストレスは、人によっては体調に影響を及ぼすほど辛く感じることも。
生理がきたら、次の排卵日までは「不妊治療の中休み」と切り替えて、好きなものを食べたり、
好きなことを思いっきりしてみましょう。
生理直後は女性が美しく輝ける時期。
美容に力を入れるなど、意識のベクトルを変えてみると気持ちも軽くなりますよ。
②排卵日の儀礼的なセックスに対するストレス
不妊治療の初期段階に行うタイミング療法では、医師が見立てた排卵予定日に
セックスをするのですが、これを数か月続けているとセックスが儀礼的になりがち。
セックスがただの生殖行為となり、セックス自体を楽しむことができなくなってしまうのです。
また男性も「排卵日だから」とやや強制的にセックスをすることになるので、まるで
「種馬」のように感じる人もいるそう。
治療で夫婦関係がギスギスする前に、排卵日のセックスでも部屋のムードを変えてみたり、
ホテルなどに場所を変えてみたりと新しい要素を取り入れてみるとよいでしょう。
③周囲の妊娠に関する話題によるストレス
不妊治療中は、妊娠や出産の話題にも敏感になりがちです。
妊娠のための有益な情報はもちろんですが、親戚や芸能人の妊娠のニュースにもピリピリ。
「自分は妊娠できないのに、あの人は妊娠できている…」という気持ちが強くなると、
お祝いどころか妬みすらわいてくることも。
そんな気持ちに自己嫌悪を感じ、妊娠できないのは自分のせいなのではと自身を責め、
どんどんストレスを抱えることになります。
考えても結論がでないことですし、意識的に情報をスルーする鈍感さを持つように心がけましょう。
笑顔と遊びを忘れない生活を心がけて
治療は長く続く可能性があるので、ストレスはできるだけ溜め込まず、毎日発散させるように心がけましょう。
妊娠に関することばかり考えず、普段通りの暮らしの中で不妊治療もしているというくらいの感覚で過ごすこと。
今まで通り、パートナーとのデートや友達との食事、楽しいイベントに参加するなど、ストレスフリーな状態をキープしましょう。
ストレスは妊娠にも悪影響。
笑顔で過ごし、脳にストレスを与えない生活をすることが、不妊治療にもつながるのです。
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ライタープロフィール
凛音(りんね)
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中(名古屋限定)。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)鏡の前で自然な笑顔作りの研究