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産科、婦人科、産婦人科の違いってなんだろう?

産科、婦人科、産婦人科の違いってなんだろう?

どんなに健康な女性でも、人生の中で女性専用の病院と全く無縁で過ごすことはほぼ不可能だと
思っていいでしょう。

というのも、デリケートゾーンに問題が起こった時や、妊娠した時、あるいは健康診断などの際には
必ず産婦人科などを利用しなければならないからです。

婦人科系器官の治療や検診を行う医療機関には「産科」「婦人科」「産婦人科」といった種類が
ありますが、この3つの違いを明確に認識している方は多くありません。

実際に妊娠、出産を目前とした時にお産難民にならずに済むように、それぞれどう違うのか
把握しておくことをおすすめします。

「産科」「婦人科」「産婦人科」の名称はどう決まるのか

それぞれ、どこからどこまでを診療範囲に定めているかで科名は変わってきます。
おおむね以下のような違いがあるのですが、実際には「産婦人科」と名乗っていても妊娠、
出産を取り扱っていない例もあります
ので注意が必要です。

■産科
女性の妊娠から出産までを扱う医療機関

■婦人科
卵巣、卵管、子宮、膣などに由来する病気、生理不順、更年期、更年期障害などに対応する医療機関

■産婦人科
産科と婦人科を合わせた範囲を診療する医療機関

例えば、設備が不十分で安全に出産できなくなってしまった場合、あるいは、人材不足で妊娠、
出産をサポートできる医師が所属しなくなった場合など、その施設での出産が難しくなった時に、
「産婦人科」の名前だけが残って産科の機能を失ってしまうことがあるのです。

近年ではその割合がすっかり高くなり、「産婦人科」を標榜しながら産科の取り扱いがないという施設は少なくありません。

将来結婚して妊娠、出産する人生設計をお持ちの女性は、自分の生活圏内にきちんと産科までカバーしている産婦人科を見つけておくといいでしょう。

医師にはたいていの場合横のつながりがあるものですから、例えば結婚して引っ越したりしなければならなくなったとしたら、お世話になっている産婦人科の医師に信頼できる別の産婦人科医を紹介してもらうことも可能なはずです。

「産科」「婦人科」「産婦人科」以外のデリケートゾーン問題には

妊娠した場合には産科か産婦人科へ、生理痛や更年期障害、ホルモン異常の場合は婦人科か
産婦人科のお世話になることになります。

しかし、外性器の変形など、外科的な対応を必要とする症状の場合は婦人科形成
あるいは婦人科形成外科に属する力が必要です。

とはいえ、広告名に外科の文字が入っていなくても手術まで行える施設もありますので、
まずはかかりつけの婦人科、産婦人科で相談してみるといいでしょう。

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ライタープロフィール

円谷
円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中