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骨盤ベルトで、産後の悪露や生理痛が悪化するってホント!?

骨盤ベルトで、産後の悪露や生理痛が悪化するってホント!?

このサイトを訪れるコラム読者の方々は、女性の美容や健康について高い関心を持つ方が多いように思うので、骨盤の歪みを直したり骨盤が開くのを防ぐために、常日頃から骨盤矯正下着や骨盤ベルトを愛用している方も多いのではないでしょうか。

骨盤をベストな状態に保つことは、女性が健康で美しくいるための鍵となるということは疑いようもない事実ですが、その一方で、骨盤ベルトによって生理痛がひどくなったとか、産後の悪露がひどくなったというような悪い噂も聞こえてきます。

美容と健康を改善するためにしている骨盤矯正が、逆効果になってしまうなんて悲しいですよね。
そんな悲惨な思いをしないで済むように、骨盤矯正下着の役割とその使用上の注意をここで今一度おさらいしておきましょう。

骨盤矯正下着の代表格、骨盤ベルトに絞ってみても、妊娠中や産後の骨盤調整、ぽっこりお腹やO脚、デカ尻やメタボの予防や解消、繰り返すギックリ腰の予防や腰痛改善などなど、ベルトを正しく装着することで得られるメリットは計り知れないのです。

骨盤ベルトを装着することで、骨盤の歪みからくる頭痛、肩こり、めまいなどの不調を和らげたり、女性の場合には特に、生理痛の痛みを和らげ、生理不順を改善するといったような効果も期待できます。

いま挙げたような着用目的・用途に合わせて、それぞれ最も効果が出るように開発された骨盤ベルトが各メーカーから販売されていて、見た目や素材など様々な種類のものが出回っているようです。

体のほぼ中心に位置する骨盤は、いわば体全体のベースとなっているため、基盤が歪めばその上にある上半身も、その下にある下半身にも当然歪みが生じます。その歪みが影響し、全身のバランスが悪くなって、血流やリンパの流れ、新陳代謝までもに悪影響が及ぶことになります。

骨盤がひどく歪んでしまうと、全身のバランスを取ろうとして筋肉が緊張して硬くなり、硬直した筋肉が子宮をギュっと押し潰すことになるので、その結果、血流が悪くなり、生理の際には急にドバっと大量のドロドロ経血が出たりするような厄介なことになったりするのです。

骨盤矯正をすることによって、骨盤と骨盤内の子宮の位置が本来あるべき場所に戻れば、生理痛も改善し、生理不順も治るという理屈ですので、女性にとって骨盤矯正がいかに大切かが分かりますよね。

ただし、骨盤矯正が大事だからといって、いつでも骨盤ベルトを装着してもいいかというと、そうではないようです。
生理中の骨盤の締めつけは、生理痛の悪化につながるので、生理の前後は骨盤ベルトの使用は止めておくのが無難です。

また、寝ている間は締めつけが苦しいと思ってもすぐに緩められるとは限らないので、安全のためベルトを外してから寝るようにしましょう。

とはいえ、いきなり使用を停止するのは不安だったりするような場合には、普段よりもかなり緩めにベルトを装着するようにしたり、できるだけ装着時間を短くするなどして対処すれば、悪影響が少なく抑えられるでしょう。

また、骨盤矯正の効果をできるだけ早く感じたいと焦るあまり、骨盤ベルトを必要以上に締め付けすぎて、強く固定しすぎる行為もNGです。骨盤ベルトのベストな締め付け加減は、自分が快適と感じる強さです。
少しでも苦しい、痛いなどの違和感があるなら、それはきつ過ぎるというサイン。緩めてから使うようにしましょう。
腰回りを強く締め付けすぎると、血流が悪くなり、自律神経活動を低下させてしまうばかりか、内臓や背骨まで変形させてしまうといいます。

その結果、冷え性や頭痛や肩こり、生理痛や生理不順など様々な体の不調が起こります。
そして、強い締め付けを続ければ、体の不調がどんどん悪化していくという訳なのです。
多くの女性は、ウェスト周りを小さく華奢に見せたいがために、きつい下着をつけて腰回りを締め付けがちです。
気持ちは分かりますが、その行為が想像以上に体を痛めつけ、健康を害しているということに早く気付き、手遅れにならないうちに対処してほしいものです。

骨盤ベルトで、産後の悪露や生理痛が悪化するってホント!?

そして、産後の骨盤ベルト使用については、特に気をつけてほしいことがあります。出産後は、子宮もお腹の皮ものびきった状態で、なかなか思うように元の体型に戻ってくれません。
その焦りもあって、出産前の体に早く戻すべく、骨盤ベルトや補正下着などでギューギューと腰回りを締めつけてしまいがちですが、実はそれはとても危険な行為なのです。

産後のゆるんだ骨盤をそのままにしておくと、妊娠でポッコリ出てしまったお腹が元に戻らないというだけではなく、腰痛や諸々の不調を引き起こしかねないため、ゆるんだ骨盤は早めに引き締める必要があることは確かなのですが、ゆるんでいるからといってむやみやたらと骨盤を締めつけることは逆効果です。

そもそも、一度ゆるんだ骨盤はベルトで締めつけたくらいでは元に戻ることはなく、骨盤エクササイズなどもっと根本的な対処が必要だといいます。
産後1ヶ月ほどは、子宮内に残った子宮内膜や血液、卵膜などがリンパ液と共に下りてくる、悪露という子宮からの出血が続きますが、ベルトで骨盤周りを締めつけすぎてしまうと、内臓の血行が滞り、産後の回復が遅れ、悪露がダラダラと1ヶ月以上続くような事態になってしまうのです。

悪露がある間は、お腹や腰に負担がかかる動作は極力控えた方が良く、お腹周りを締めつけることは厳禁なのです。
悪露がなくなるまで、焦らずにゆっくり体を休ませてあげて、体調の回復が確実になってから、骨盤矯正やシェイプアップに取り組むようにするようにしましょう。

骨盤ベルトの使用法については、ベルトの形状や巻きつける位置は使用目的や製品によって変わってきますので、お買い求めの骨盤ベルトに添付の取扱説明書があればそれをよく読み、説明書がなければ本やネットで使用法を調べる、専門家の意見を聞くなどして、正しくベルトを装着するようにしましょう。

腰痛や生理不順の改善など、医療目的でベルトを装着する場合には、ベルトのつけ方一つで効果の出方が変わってくるばかりか、間違った使い方をすれば症状が悪化することも十分に考えられるので、ベルトの巻き方や巻く位置には特に注意が必要です。
どのくらいきつく締めればいいか分からないなど、少しでも不安な要素があれば、自分で勝手に判断しないで、お医者さんなどプロ に相談してみましょう。

また、取り扱い説明書などに従って骨盤ベルトを装着して1~2ヶ月経っても、悩みが改善される気配がないような場合にも、それまでやってきたベルトの巻き方で良いのかどうか、もっと効果的な方法はないのかも含めて、医者や整体師など専門家の意見を聞いてみることをお勧めします。

実際に骨盤ベルトを購入する場合には、色んな種類があるなかから、自分の悩みを一番改善してくれそうな、着用目的に沿ったものを選ぶようにすれば万全でしょう。
同じ使用目的でも、骨盤の固定度合いや引き締め度合いの強弱が違ってくるようですので、ご自分の悩みに合わせて調整するようにしましょう。
使用途中でも簡単に矯正の強弱が変えられるタイプのベルトもあるようですので、時と場合によって矯正力の強弱を変えたい場合には、そのような製品が1枚あれば重宝するでしょう。

女性の場合、特に薄着をする夏などは、骨盤ベルトを巻いていると周りにバレるのが恥ずかしいと感じる人もいるでしょうし、オシャレ心も大事ですので、なるべく付けていることが目立たない薄手の骨盤ベルトにすると、付けていることを気にしなくていいのでより快適かもしれませんね。
肌が弱い人の場合には、長時間付けていても蒸れにくくカブレにくい、天然素材でできた製品を選ぶようにすると安心して使えるでしょう。
洗濯機で簡単に何度でも丸洗いOKなベルトにしておけば、クリーニング代が浮くのでお財布にも優しく、衛生面も心配ないので、気軽に使えてオススメですよ。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き) 知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。