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不妊治療を始めてから「一番絶望するとき」っていつだろう?

・不妊治療には「苦痛」が伴うと言う
・最もつらいのは「痛み」じゃなかった!?
・不妊治療で「こんな時に絶望を感じた」という声をピックアップ!
・前もって「いつまで治療を続けるか」「いくらかけるか」決めておこう

不妊治療を始めてから「一番絶望するとき」っていつだろう?

不妊治療は未経験の女性や、ましてや男性には想像もできないほどの苦痛が発生します。
自分で筋肉注射をしなければいけなかったり、ホルモン剤の副作用で痛みや異常な疲労感が1日中続いたり、周囲からプレッシャーをかけられたり、理解してもらえなかったり。
いつまで続くか分からない苦しみに耐えられるのは女性だからこそだ、とも。
自分が産むのだと言う強いこころ。
苦しくても可能性があるかぎり頑張りたいという思い。

折れそうになる心と体を抱えながら治療を続けてきたのに。たくさん、たくさんつらいことに耐えてきたのに。
「こんな時に絶望してしまい、治療をやめてしまった」という声を集めてみました。

不妊治療を始めてから「一番絶望するとき」っていつだろう?

■夫婦で話し合って不妊治療を始めたのに、夫がどうしても協力しようとしなかった。
「お前がやるって言ったんだから、やるなら頑張れ」と言われて、治療に通うのをやめてしまった。今は離婚を考えている。

■不妊治療を始めたとたん夫が外泊を繰り返し、必要な時だけ私を避けるようになった上に浮気するようになった。もうダメだと思った。

■不妊治療を始めようとして検査を受けたところ、後遺症で不妊症になってしまった。
検査そのものの危険性についてもっときちんと説明してくれていれば……。こんなことになるなら自然に妊娠するのを待てばよかった。

■長年の不妊治療の後に受胎が確認された。定期検診で心拍も確認できたが、ダメだった。
よくあることだと言われたが、どうしても納得できない。

■体外受精で子どもを妊娠したが、流産してしまった。染色体異常だった。
誰にも話せないまま稽留流産の処置を受けた。ショックが大きすぎて何も考えられなかった。

せっかく妊娠したのに流産してしまったという声が目立ちます。
不妊治療中に大きなお腹をさすっている妊婦さんに対して強い嫉妬心を抱いたり、「子どもは作らないの?」「まだなの?」などと声をかけてきた人物に憎悪に近い感情を抱いたりと、不妊治療中の精神状態が自分自身つらくて仕方ないという方も少なくありません。
また、不妊治療で一向に効果が確認できず、どこまで続ければいいのか分からなくてつらいという方も。

しかし、より一層悲痛な悲しみを訴えるケースが「流産」でした。
不妊治療を受けていること自体あまり余人に語って回るような内容ではありませんが、苦労の末にやっと実りを得たと喜んで、ドキドキしながら受けた定期検診で流産を告げられるショックは筆舌に尽くしがたいもの。
「子どもができた!」と喜んだあとだからこそ、誰にも相談できないほどの深く重いダメージになるのでしょう。

日本では不妊治療実施件数が多い反面成功率はそれほどでもありませんが、そこには「不妊治療は妻が受けるもの」という意識が影響しているのだとか。
世界では「夫婦で受けるもの」という認識が常識。
不妊治療を受ける時にはまず十分な予備知識と病院のリサーチが必要です。

信頼できる医師、スタッフを見つけるとともに、夫婦でしっかり話し合って「二人で受けるもの」だという認識を共有し、「いつまで治療するか」「どこまでやるか」「いくらまでお金をかけるか」を決めることをおすすめします。

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ライタープロフィール

円谷円谷
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中