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不妊症リスクは頑張る女性ほど高くなる! キラーストレスと日本人

不妊症リスクは頑張る女性ほど高くなる! キラーストレスと日本人

不妊症リスクは日本人女性においても年々高まっています。
原因が分からない不妊症。
つまり「機能性不妊症」の割合は不妊症に悩む夫婦の10%から15%なのですが、別名を原因不明不妊と言うだけあって原因の特定は容易ではありません。

妊娠するためには夫婦生活が必要ですが、性行為は男女それぞれに非常に繊細な問題です。
上手くやらなければというプレッシャーからセックスレスに陥るなど、精神面からの影響が強く出ます。

また、精神状態が悪いとストレスを遠因とする血管障害などの病気になる可能性もあり、ストレスと体の状態に密接な関連性があることは明らかですよね。

近年では体内環境を恐ろしく悪化させるストレスのことを「キラーストレス」などとして、その危険性が周知されるようになりました。

ストレスの中のストレス「キラーストレス」とは

ストレスの中のストレス「キラーストレス」とは

キラーストレスとは、通常のストレスが積もり積もって脳と体の耐久容量を超え、時として突然死などを招く「蓄積型ストレス」を意味しています。

まだまだ定義などがあいまいな部分はありますが、単なるストレスとキラーストレスの間には明確な差異があるようです。

■キラーストレスの特徴
・複数のストレスが重なってストレス反応が強くなり、「キラーストレス」となる
・心拍数の増加、動脈硬化が起こる
・血圧が上昇して血管障害が起きやすくなる

通常のストレスは軽く憂鬱になる程度のもので、実際に血液が固まりやすくなったり、血圧が上昇したりするのはもはやストレスがかなり重なっている状態と言っていいでしょう。

人間には適応能力があるため、単体のストレスや、ごく日常的な範囲のストレスであれば順応して耐えられるようになります。

しかし、終わりのないサービス残業や、延々と続くクレーマーカスタマーとの対応、疲れていても休めないような労働環境、職場の人間関係や労働内容の不満、肉体的疲労など、解消しようにもできない問題が重なると、ストレス反応が連続するために肉体のストレス耐性を超えてしまうのです。

ストレスによって「脳」が変質してしまう……!?

ストレス反応は心身両面に作用します。例えば、ストレスに耐えるために分泌されるホルモン物質に「コルチゾール」がありますが、これはうつ病を引き起こすほか、脳の海馬領域を破壊する働きがあるのです。

大きなストレスがある方は脳が破壊されるため、身体の不随意な生命活動を司る「ホルモン(生理活性物質)」の分泌調整がスムーズに行われなくなります。

女性が妊娠するためには女性ホルモンの分泌と、それを促す性腺刺激ホルモンの正しい分泌バランスが必要なのですが、こうしてストレスの影響で脳が変容すれば、当然女性ホルモンバランスにも影響をもたらすことになりますよね。

平成27年の女性の就業者は正規・非正規合わせて、前年比36万人の増加でした。
同年のネット調査で母親の就業率52%という数字が出ており、平成25年時点の「20代から30代女性の就業率」が約7割で、出産適齢期の女性ほど社会での活躍が求められていることが分かります。
それだけに、キラーストレスにさらされるリスクも高いのでしょう。

キラーストレスへの対処法は「マインドフルネス」です。
あるがまま、目の前の瞬間に集中してひとつひとつ対応すること。
それがきっと、仕事や人間関係の問題を乗り越え、さらにはストレスによって下げられてしまう妊娠の可能性を回復させる手がかりになります。

ストレスがあると自覚している女性は、それがキラーストレスに成長する前に、ぜひマインドフルネスを試してみてください。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中