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生理直後に妊娠発覚!? 着床出血と経血、どう見分ける?

生理直後に妊娠発覚!? 着床出血と経血、どう見分ける?

妊娠すると生理は止まります。
これは成人女性なら誰でも知っている常識のはずでした。
セックスの後に生理が来なければ妊娠を疑い、生理が来れば妊娠の心配はいらない、このように学校での性教育でも習ったはずです。

ところがネットの世界では、生理が来た直後に妊娠が発覚した、なんていうエピソードも多く見かけますし、妊娠しているはずなのに生理が来てビックリ、なんて体験をしたことがある人も実際にはたくさんいるようです。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

実はこのような誤解は、妊娠時の着床出血と生理とを混同してしまうことによって簡単に起きてしまうといいます。
受精卵が子宮内膜に到達して着床した際、つまりめでたく妊娠が確定した直後に、わずかですが出血を起こすことがあって、それを着床出血、または妊娠生理、あるいは月経様出血などと呼んでいるのですが、着床出血の長さが2日から1週間ほどと、ちょうど生理期間と類似しているため、着床出血と生理の経血とが混同されやすいのです。

着床出血が起きる時期も、生理開始予定日の1週間前(排卵日)から生理予定日の間に出血が始まるので、生理の出血と勘違いしてしまっても不思議ではないとも言えます。
通常であれば少量の出血で済むのですが、まれに生理の経血量と変わらないくらい出血する人もいて、その場合は判断がもっと難しくなってしまいます。

生理が終わったのに胸が張ったままだったり、お腹が張ったような感じでトイレが異様に近い、などの普段と違う症状が続くことによって、なにか変だと気づくと同時に、妊娠が発覚するような事態になるわけです。

着床出血は、受精卵の着床過程での生理的現象なので、誰にでも起こりうる自然な生理的現象として心配無用な出血で、血の色は人によって様々ですが、出血量がわずかな場合が多いことが特徴の一つとして挙げられます。

妊娠の際に着床出血に気付く人の割合は、全体の約2%という統計も出ていますから、たとえ着床出血があったにしても微量すぎて見過ごしていたりして、ほとんどの妊婦さんはそれとハッキリ認識しないままに妊娠・出産を経ることになるようです。

逆に、着床出血がまったくない人も大勢いますので、気をつけていたからといって着床出血が見られるというものでもないようで、気になる人は前もって基礎体温をつけることを習慣づけておくと良いかもしれませんね。

生理直後に妊娠発覚!? 着床出血と経血、どう見分ける?

このように、生理と着床出血を混同していた場合には、勘違いしていても大した問題には発展しませんが、同じようなタイミングで、同じように出血していても、なかにはその出血自体が危険なサインとなっている場合がありますので、注意が必要です。

妊娠初期には、流産や子宮外妊娠、胎盤を作るための新しい血管が急速にできるために出血する絨毛性出血、奇胎組織が急速に発育することで出血を起こす胞状奇胎など、着床出血のほかにも出血するかもしれない場面に遭遇する可能性が多くあります。

正常の範囲の出血であれば、腹痛などの痛みが伴わないのが普通ですが、出血と一緒に腹痛がある場合には、異常な出血の可能性が高いので無視はできません。

もしも、妊娠したかもしれない兆候を自分なりに感じたら、それ以降は自分の体を注意して観察し、普段よりも慎重になって少しの体の変化にも気づいてあげられるように、心も体も準備しておきたいものです。

出血の原因がハッキリしない場合は特に、出血が見られたなら、大丈夫とすぐに自己判断して決めつけてしまわないで、大事をとって産婦人科医に診てもらうようにすると安心です。

また、妊娠を待ち望んでいる人の場合、着床出血らしき出血があった時、勢い勇んで直ちに妊娠検査したくなるかもしれませんが、焦りは禁物です。

着床出血が起こるのは、前回の生理から3週間後くらいなので、妊娠時特有のホルモンである「hCG」が妊娠検査薬に反応するレベルにまだ達していない可能性が高いのです。
正しい判定結果が出なければ検査をする意味がありませんから、妊娠検査は着床出血と思われる出血があった2週間後以降に行うのが良いでしょう。

妊娠検査薬で陽性が出たら、念のため産婦人科を受診して、妊娠をはっきりと確認し、今後の予定などについて医師と話す機会を持ってておくと安心して出産に備えられますよね。

女性の体は、実際のところ、女性自身が思っている以上に繊細にできているので、日常的にストレスを抱えていたり、精神的にダウンしたりすることによって、不正出血が起きてしまうなんてことも珍しくないのです。
着床出血かと期待したら、ただのストレス性出血だった、みたいなこともあったりする訳です。

生理みたいだけど生理ではないかもしれない出血があるというのはそれほど珍しい体験ではなく、誰でも経験しうるものなのです。ほとんどの場合、そのような不正出血は放っておいても大した問題にはならないことが多いのかもしれません。

けれど、100%経血と確信できない出血がみられた場合には、そのことによってあれこれ思い悩むよりも前に、すぐに病院を受診して原因を明らかにしてしまった方が、精神衛生上良いのかもしれませんね。
不安要素はすぐに取り除いてあげて、できるだけ快適に生きるのが、心にとっても体にとっても一番ですから。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中