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栄養価が3倍!?妊活中こそ旬のものを食べよう!

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こんにちは、ライターの凛音です。
春がやってくると、スーパーには山菜や春キャベツ、新玉ねぎと春らしい食材が並びます。

見ると「春がやってきたなぁ」と感じますが、この『旬の食材』を食べるということは、体にとても良いことなのだとか。

そこで今回は、「旬の食べ物」について妊活の視点でご紹介。
妊活中の体にこそ、旬の食べ物を摂りましょう!

旬の食べ物は栄養価が2~3倍!

そもそも旬の食べ物を摂るとなぜいいのでしょうか。
それは、旬の食材はシーズンでない時期に比べて、栄養価が2~3倍も含まれているのだそう。

今の時代は栽培技術が発展しているので、基本的にオールシーズンで食べられますが、やはり自然の環境に逆らわずに育った食物は本来の良さが最大限に活かされるので、旬の時期には最高の状態で食べることができるのです。
これは妊活中こそ食べておきたいですよね!

ちなみに江戸時代では「初物を食べると75日寿命が延びる」といわれていたとか。
「初物」とは、その年に初めて取れた旬な食材のことですが、粋な行為であることはもちろん、栄養価が高いことも昔の人は理解していたのですね。

季節別「旬の食べ物」

では各季節でどんな「旬の食べ物」があるのでしょうか。
今の季節に合わせて、ぜひ摂ってみてください。

・春の食材
アスパラ、菜の花、春キャベツ、新玉ねぎ、タケノコ、山菜(ふきのとう、タラの芽、野蒜など)、アサリ、ハマグリ、カツオなど

・夏の食材
トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤ、トウモロコシ、ピーマン、スイカ、カボチャ、冬瓜、イカ、エビ、鰯、鮎、穴子など

・秋の食材
サトイモ、サツマイモ、栗、マツタケ、そば、柿、ぶどう、桃、梨、鮭、秋刀魚、鯖など

・冬の食材
大根、白菜、ネギ、ゴボウ、春菊、ブロッコリー、レンコン、みかん、りんご、フグ、ワカサギ、牡蠣、カニなど

野菜の傾向として、春は芽、夏は葉、秋は実、冬は根のものが旬なのだそう。
食物の成長の中で、最も栄養が摂れるときが「旬」ということなのですね。
妊活中に自然の恩恵たっぷりの旬の食べ物をいただくことで、健康な母体が作られるのです。

夏の食材は冷えに注意!

体に良いとされる旬の食べ物ですが、妊活で注意したいのが夏の食材。
夏に摂れる野菜は暑さから身を守ろうとするため、水分が多く体を冷やしやすいものが多いのです。
くれぐれも食べ過ぎに注意をしましょう。

また、さっぱりしたものが食べたくなる季節ですので、サラダのように生で食べる機会が増えがち。
冷たくして食べた場合は、スープやみそ汁などの温かい食べ物も添えて、体の中を冷やしすぎないように気を付けましょう。

最近は、食べ物で季節や生活を学ぶ『食育』という教育方針が注目されています。
妊活中に自身が季節に合った食生活をしていれば、生まれてきた子供にしっかり食育を行うことができます。
生の食材で美味しい食事を摂ることが、妊活にも子育てにも役立つのです。

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ライタープロフィール

凜音凛音(りんね)
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中(名古屋限定)。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)鏡の前で自然な笑顔作りの研究