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妊娠の成功率をあげるセックス頻度の話

妊娠の成功率をあげるセックス頻度の話

一般に言う「妊活」は、多くの場合医療機関を頼らず自力で妊娠のための活動を行うことです。
なんとなく妊娠によさそうなサプリを飲んでみたり、ヨガなどの運動をしてみたりというケースが多いのではないでしょうか。
これに対して不妊治療では最初から医療機関を受診しますが、検査の結果異常が発見されなければ基本としてタイミング法から入ります。

もちろん例外もあって、初診の際に30歳を超えていれば初手から人工授精を進められるかもしれません。
というのも、30歳を境として妊娠確率が低下していくからです。

特に35歳を超えると不妊治療の成功率も急激に下落しますので、妊娠を成功させるならば少しでも早く妊活および不妊治療を開始する必要があるのだとか。

器質的な異常がある場合、妊娠のためには不妊治療として機能回復から始めなければならないでしょう。
ですが何も問題がなければ、排卵周期に合わせたセックスのタイミング指導、つまり「タイミング法」がメインとなるわけですから、妊活であれ不妊治療であれ、結局はセックスの頻度が重要なのだと思っていいでしょう。

妊娠確率を上げるセックス頻度の話

妊娠確率を上げるセックス頻度の話

アメリカの研究機関で、実際の受診者を対象にして調査が行われました。
その結果、毎日セックスするカップルと1週間に1回だけセックスするカップルを比較すると、毎日セックスするカップルは2倍以上妊娠成功率が高かったそうです。

日本の妊活サイトでも同様の調査が行われ、結果、週2回のセックスの場合、成功率はおよそ15%。1日おきで33%。
毎日なら37%となりました。

ここで注目されたのが排卵周期と精子と卵子の受精可能期間でした。
卵子の受精可能期間は排卵からおよそ5時間前後。長くても6時間。
生存期間24時間の中の短い受精可能期間に精子の受精可能期間を合致させるためには、常に受精能力を持った精子を女性の体内に留めておく必要があるのです。
精子は射精直後に受精能力を持たず、射精後5時間から6時間かけて活発化します。

また、5日以上射精しないと精子の数や活動性が低下することが近年明らかになっており、女性の排卵周期に合わせた月に数回というセックス頻度では妊娠確率は上げられません。

つまり、妊娠を成功させるためのセックス頻度に関する議論は、「なるべく頻繁に」と結論されます。
理想は毎日と言っても社会生活を送る上では不可能なケースが多いはず。

妥協案として2日に1回としても、社会的な責任を遂行する立場にあれば仕事を優先せざるを得ない場面が必ずあります。
では、そんな中でどうしたらより妊娠確率を高める夫婦生活を維持できるのか考えてみましょう。

妊娠できた夫婦の傾向から考察する

妊活や不妊治療のタイミング法でさしたる不都合もなく妊娠を成功させた夫婦の傾向を見ると、お互いに「触れたい」「愛し合いたい」という自然な欲求を持ち、排卵日に合わせたタイミング指導を意識せずにこまめなセックスを行っていた傾向が分かります。

治療として意識するのではなく、そもそもの原点であるお互いへの思いやりや愛情、触れ合いたいというモチベーションに身を任せたことが勝因だと言えるでしょう。

器質異常がなくても1年以上自然妊娠が望めなければ「不妊症」と定義される現代です。
子供が生まれないことにストレスやプレッシャーを感じる機会が多いかもしれません。
それが不妊治療ともなればなおさらですよね。

しかし、だからこそストレスに振り回されないように、お互いを見失わないように、しっかり相手と手を取り合って前に進んでいただきたいと思います。
ゴールはまだまだ先です。
どこを目指すのか、夫婦でどう歩んで行きたいのか、常に意思を共有することを忘れないでください。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中