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妊活の心得・セックスは「望んで」するもの!

妊活の心得・セックスは「望んで」するもの!

妊活を始めた夫婦には、セックスを「義務」と思ってしまう傾向があります。

しかし、医師の指導によって月に1回だけ性交渉を行うのでは自然妊娠など望めないでしょう。
というのも、実際にタイミング法を行った夫婦に対して調査が行われ、それによって妊娠確率が夫婦生活の密度や品質に大きく関係していると分かったのです。

もしも妊活を考えていて、なるべく自然に子どもを授かりたいと願っているならば、まずはどうして子どもが欲しいのか、どんな夫婦として将来を共にしたいのか、そこから話し合う必要があります。

適切な「夫婦生活」の密度を考える

妊活および不妊治療に最適化した夫婦生活の間隔は36時間だというデータがあります。
厳密には3日に2回という計算になりますが、生活のサイクルを考慮して理想は2日に1回。

ただし、より可能性を高めるためには毎日のセックスが望ましいのだとか。
根拠は、母体が生み出す「卵子」と、これに結合する「精子」それぞれの寿命です。

卵子の寿命は排卵後24時間程度と言われています。
あくまで推測値であって実測ではありません。精子については卵子よりも観察が容易であるために、卵子よりは詳細に解明されています。
精子の生存期間は射精後平均2日から3日で、長生きするものでも最長1週間程度なのだとか。

問題は、卵子がたったの24時間しか命を保てない上に、受精できる時間となるとさらに限定されてしまう点でしょう。
卵母細胞から卵胞に成長し、成熟してようやく「卵子」ができあがります。
そしてちぎれるようにして卵巣から排出された卵子は、わずか6時間から8時間ほどしか受精能力を維持できないのです。

精子は射精後、およそ5時間かけてようやく卵子に働きかける能力を開花させます。
生存期間のうち、活動期間は射精5、6時間後から数えておおむね36時間。ここから妊活および不妊治療における性行為のタイミングが導き出されました。
限られた卵子の受精可能期間に精子との邂逅を果たすためには、常に活動的な精子が子宮内で生存している必要があるのです。

しかし、36時間ごとのセックスは社会生活を送っている夫婦にとってはあまり現実的ではないかもしれません。単に「不妊治療のため」「子どもを作るため」という前提で考えてしまうと、性交渉そのものが苦痛になってしまう可能性があります。

妊活の心得

筋力不足が代謝不良と体温低下を招く

このパートナーの子どもだから望むのであって、子どもを授かるところがゴールではない。
それをよくよく胸に刻んだ上で、お互いを愛し、思いやり、支え合いながら妊活に臨むことをおすすめします。

卵母細胞は女性が生まれた時点ですでに形成されているもので、生きた時間の分だけ老化し、受精確率が下がるのだと認識しておいてください。

妊活を始めるとしても、絶対にやり通すのだという思い込みは望ましくありません。
現代の不妊治療は、確かに不可能を可能にしました。

それでも科学は万能ではなく、時間はすべての人に等しく降り積もって変化をもたらします。
歳を取らない人はいない。
常に不可能は目の前にあり、絶対的な壁は動かせない。
これらを常に頭の隅に置いておく必要があるでしょう。

妊活や不妊治療をきっかけとして離婚に至る夫婦も少なくありません。
何のための妊活なのか、不妊治療なのか、始めたきっかけと心理を忘れないようにしていただきたいと思います。
セックスは誰よりも、何よりも相手を身近に感じる手段です。

愛する気持ちがあれば自然に距離は縮まるもの。
排卵周期にこだわらずに、「愛し合う気持ち」を大切にしてください。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中