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子宮力を上げる肉体改造は下半身から始めよう

子宮力を上げる肉体改造は下半身から始めよう

妊娠力は35歳を境として急激に低下します。
女性ホルモンの分泌量が減るためにそのような事態に陥るのですが、現代では男女問わず初婚年齢が高くなって、平成25年度の内閣府の発表では男性30.7歳、女性が29歳です。

これはあくまで平均値ですから参考でしかありませんが、多少の誤差を念頭に置いたとしても結婚した時点で妊娠効率の低下が始まっていると思っていいでしょう。

それでも、健康な女性には本来的に妊娠し、産む力が備わっているもの。
自然妊娠を成功させるため、また、長く女性ホルモンによる健康サポートを受け続けるためにも、女性ホルモンの分泌に大きな影響を与える子宮力向上の取り組みを始めてみませんか?

筋力不足が代謝不良と体温低下を招く

筋力不足が代謝不良と体温低下を招く

近年美容業界などで注目され始めている健康法のひとつに「温活」があります。

専門的には「温罨法(おんあんぽう)」と呼ばれる民間療法で、基礎体温を36℃台に保つことで病気に対する抵抗力や、代謝を維持しようというもの。

女性の間では運動不足やストレスなどを要因とする冷え症が蔓延しており、さまざまな疾患の元になっていると考えられます。
西洋医学の見地からの証明は難しいですが、東洋医学では古くから「冷え」を「未病」として、病の卵であると捉えるのです。

冷え症の対策にはエステのような施術も多く用いられますが、今回は身体ひとつでできる方法をご紹介しましょう。
男性よりも女性に冷え症が多いとされる理由、「筋力不足」からのアプローチです。
運動不足の自覚がある方はぜひ参考になさってください。

水分の流れが回復して下半身のむくみも取れるトレーニング

まず、トレーニングを始める前に水分を補給しておきます。
多少時間をおいて、身体が水分を吸収し始めてから運動に移ります。
おすすめの運動は以下の3種類。

1・ウォーキング
1回15分以上、最低20分が目安です。
歩くペースはゆっくり、無理なく上げていくようにしてください。
身体が慣れたら距離と速度を伸ばし、歩く頻度を増やしていきます。

疲労が回復力を上回ってしまうと逆効果になりますので、まずは週に2回程度から始めるといいかもしれません。
重度の運動不足である場合には週1回からでもいいでしょう。

2・ふくらはぎの筋力トレーニング
歩く時間を確保できない方におすすめです。
隙間時間を使って筋力トレーニングを行います。
「カーフレイズ」という方法です。
壁に正対して両手を付き、肩幅に足を広げてつま先を前方に向けます。

そして、膝を伸ばしたままつま先立ちになるまでかかとを持ち上げましょう。
上下運動をゆっくり20回。
これを1セットとして毎日の習慣にしてください。
お昼休憩の終わりならば腹ごなしにも最適です。

3・ふくらはぎに特化したエクササイズ
椅子に座ったままできる方法なので、デスクワークの女性におすすめします。
座った状態で足をきっちり地面に付け、かかとを固定してつま先だけを持ち上げます。
つま先を持ち上げた状態で4秒前後キープ。

次に、かかとを同様の要領で上げ下げします。
1セット各10回として、足が重いと感じた時に行いましょう。

ふくらはぎがよく伸び縮みしていることを意識すればより効果的になるはず。
仕上げとして、足首をぐるりと回転させて動きに違和感がないかチェックしてください。
時計回りと反時計回り、両方行って終了です。

足は全身に血液を回す第二のポンプです。
運動を始めれば血流が改善して、さまざまな病気リスクの軽減につながると考えられます。
基礎体温の維持、向上にも期待を持てるでしょう。

これらのトレーニングを始めるに際しては、朝晩の柔軟運動や眠る前のマッサージも行うように心がけてください。
過剰な筋肉疲労とダメージの蓄積を予防します。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中