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「人工授精」「体外受精」「顕微受精」の違いが知りたい!

「人工授精」「体外受精」「顕微受精」の違いが知りたい!

こんにちは、佐原チハルです。
「不妊治療について知りたい」と考え、いろいろと調べ始めると、出て来る用語の難しさに混乱してしまうこともありますね。
「人工授精」「体外受精」「顕微受精」については、混同して戸惑ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。

1、「人工授精」とは?

「女性の体内に、人工的に精子を入れ、授精させる」ことを、人工授精と言います。人工授精には2種類あって、注入されるのが「誰の精子か」によって、呼び名が変わってきます。

精子の持ち主が配偶者であった場合は、“配偶者間人工授精”と呼ばれます。
英語表記の頭文字をとって、“AIH”などと書かれます。

精子の持ち主が、配偶者ではない知人や第三者などであった場合は、“非配偶者間人工授精”と呼ぶようになります。
英語表記の頭文字をとって、こちらは“AID”と表記されます。

2、「体外受精」とは?

体外受精は、卵子を摘出し、受精卵を作り、培養させてから子宮に戻す、という方法で行われます。
英語表記の頭文字として“IVF”と表記されます。
体外受精から生まれる赤ちゃんの割合は、実は意外と少なくなく、約27人に1人と言われています。

現代では、すでにそれほど珍しい治療ではありません。
とはいえ、体外受精はタイミング法や人工授精の「次のステップ」として用意されている治療法です。

これ以外の方法では妊娠が見込めないと思われる場合や、卵子・精子のそれぞれ(もしくは両方)に機能障害があると認められた時にのみ行える方法となっています。

3、「顕微受精」とは?

「顕微受精」とは?

顕微受精は、体外受精よりもさらに受精率が高いと言われている、高度な不妊治療です。
英語表記の頭文字から、“ICSI”と書かれます。

治療の手法は体外受精と似ていて、卵子を摘出し、受精させたのちに体内に戻す、という点では同じとも言えます。
違っているのは、受精のさせ方です。
体外受精は、卵子に精子をふりかけ、その後は「受精するのを待つ」形です。

一方、顕微受精の場合は、「卵子の中に直接精子を注入し、受精させる」方法になります。
精子の数や運動能力が低い場合、また、卵子の受精する力が弱い場合などに、特に効果的な治療法です。
顕微受精は、基本的には「体外受精でも妊娠できない」場合に行われるものです。

不妊治療は、ただでさえ「正面から向き合うのを先延ばしにしたい」と思われることの多い、不安なものです。
けれどしっかりと向き合い、原因の発見の治療も、できる限り早期に行いたいものでもあります。
情報も早くからしっかりと集め、できる限り正確に理解できるようにしておきましょうね。

ちなみに、実は理解への一番の近道は「実際に医療機関に行って相談してみる」ことだったりもします。
治療や検査を行うと決める前でも、相談のために訪れてみるのも、悪くないかもしれませんね。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。