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夫婦のリアルなSEX:実際どれくらいの頻度でエッチしてるの?

夫婦のリアルなSEX:実際どれくらいの頻度でエッチしてるの?

「赤ちゃんが欲しい!」と切に願うとき、妊活や不妊治療にまつわる情報を集めてきて、あれこれと実践してみることももちろん大事なのですが、これから結婚して子供を産み育てていきたいと漠然と考えている人や新婚さんの場合には、不妊治療など人為的に操作しての子作りへの理解を深めるよりも、まずは自然な形での子作りを目指してほしいわけです。

夫婦間の自然な営みの結果として子供を授かるのに越したことはなく、そのための心構えみたいなものが事前にできたら、後々なにかと助かることも多いのではないかと思うのです。

そんな訳で、今回のコラムでは、日本の夫婦が実際にどれくらいセックスをしているのか、その実態に迫りながら、子作り&子育て現役世代の夫婦がセックスについてどんな悩みを抱えているのかをみていきます。

また、赤ちゃんを授かるには、なんといっても夫婦間で定期的に触れ合う関係を継続的にキープすることが一番大切なわけで、性的にアクティブな関係でいるための秘訣なんかも併せて探ってみようと思います。

第一子はめでたく授かり二人目を望んでいるけど、なんとなく二人目不妊に陥ってしまっていて、そんな状況を打破したい人などにも、参考にしていただける内容になっています。
周りの同世代カップルと比較してみて、自分たちの性生活をかえりみることができれば、妊活もうまくいくかもしれませんよ。

ところで、日本人が比較的セックスをしてない民族であるのは有名な話で、みなさんも小耳に挟んだことがあるのではないでしょうか。

たとえば、世界シェアNo.1のコンドームメーカー、Durex社によって発表されたセックスに関する調査(2006年)では、『年に何回セックスしますか?』という質問に、日本は26位と最下位。1年間でわずか48回という散々な結果でした。

1位のギリシャは2.2日に1回はセックスしているのに対し、日本は7.6日に1回、1週間に約1回という残念さなのです。この調査は、10年前の調査ですし、全世代を対象に行われたものなので、現在の子作り子育て世代の中心と思われる20~40代に丸々当てはまるわけではないかもしれませんが、日本人は外国人に比べるとセックスの頻度が圧倒的に少ないという情けない実情は、痛いほどよくわかります。

次に、いまの子作り子育て世代にとってもっと現実的な話として、日本のコンドームメーカーである相模ゴム工業が実施した、日本のセックスに関する調査(2013年)を見てみましょう。

『一ヶ月に何回セックスしますか?』という質問に対し、20代で4.11回、30代が2.68回、40代が1.77回と、リアルに衝撃的な数字が出ています。
草食系男子が増殖していると危惧されている20代が、いざ蓋を開けてみると、平均週1ペースでセックスしている実態になんとなくホっとしなくもないですが、子作りに限定して言うならば、現実はとても厳しいものだと言わざるをえません。

というのも、2014年の平均初婚年齢は男が31.1歳、女が29.4歳という現状をふまえると、20代のセックス頻度はそれほど重要ではなく、実際問題として、子作り子育て世代である30代以上の妊活真っ只中にあるカップルが、月に1~2回程度しかセックスできていないのです。

さらにこの調査で驚愕するのが、恋人とは月に4.1回するセックスも、結婚相手になると1.7回と激減するということ。
恋人同士ではそれなりにしていても、ひとたび結婚してしまうと、セックス回数が減少する傾向にあることが数字にハッキリ出ているのです。

そして、既婚者の、実に55.2%がセックスレスという衝撃の事実を前にすれば、セックスの回数が少なくなるだけならまだましだとさえ錯覚してしまうほどです。

いくら不妊治療の技術進歩がめざましいといっても、既婚者の半数以上がセックスレスとなれば、焼け石に水となってしまいます。
現代の子作り世代を取り巻く環境のあまりの厳しさに愕然とすると同時に、これだけセックスしている人が少なければ少子化も当然だなと、年々下がっていく出生率に対して、妙に納得してしまいます。

この調査では、セックスの頻度が自分の希望より少ないと答えた人に対し、実際はもっとしたいと思っているかどうか、さらに突っ込んだ質問をしています。

子作り子育ての中心世代である30代に限定して結果をみてみると、実際にはもっとセックスしたいと回答したのは、男性81%に対し女性は48%。40代になると、男性は83%と上昇するのに対し女性は38%と激減。
セックスしたい男としたくない女、という図式が鮮明になってくるのです。

なぜこんな風に男女でセックスに対する温度差があるのかですが、この調査を読み解く限り、子作り子育て世代の多くの女性は、仕事や家事・育児などに忙しく、時間的精神的な余裕がなくて疲れているために、セックスが面倒になったり、性欲がなくなったりしてしまっているようなのです。

夫婦のリアルなSEX:実際どれくらいの頻度でエッチしてるの?

日本では、夫は早朝から深夜まで仕事で家をあけていて、家事や育児は妻だけが負担しているような家庭が多いですよね。
当然、夫婦で有意義な時間を持つことも難しく、会話すらままならない環境に置かれている場合も多々あるでしょう。
そんな状況では、互いを思いやる気持ちが失せていくのも時間の問題です。

特に女性の場合には、「自分はこんなに家事や育児を頑張っているのに、夫は仕事ばかりしていて非協力的で感謝すらしてくれない」と不満がたまり、それによって徐々に愛が冷めていって、夫を精神的にも肉体的にも拒絶するようになっていく様が容易に想像できます。

日本の夫婦によくあるパターンとして、夫は、そんな態度は見せないけれど結婚後も妻を変わらず愛し続けているのに、妻は結婚年数に比例して夫へ愛想をつかしていき、子育てが一段落したと同時に妻が夫に離婚を突きつけ、夫は思いがけないことに言葉を失う、 というようなことがありますが、夫が妻の日頃の小さな不満を真剣に受け止めず、長年に渡って放置してきた結果が、このような熟年離婚につながるのでしょう。

もっと若い時に、夫婦でちゃんと向き合って共に生きていく姿勢が作れていれば、こんな最悪の事態は防げるはずで、夫婦は互いを理解し続ける努力を怠ってはいけないことがよく分かります。

たとえばあなたが既婚者で、仕事や家事、育児に日々追われていたとしても、日頃からその労働に対する感謝の気持ちを伝えてくれて、家事や育児に積極的に参加する意思を見せてくれて、仕事のない週末には家族サービスを頑張ってくれて、夫婦だけの充実した時間を持つように常日頃から努力してくれるような、そんなデキた夫が側で支えていてくれたら、精神的負担も軽くなって心強くいられたり、疲労もさほど感じないで過ごせるはずで、夫に対する多少の不満だって目をつぶってあげたくなることでしょう。

そんな素敵な関係が築ければ、自然な流れとして、夫婦の間で愛を確かめ合う回数も平均より多くなると思います。
ネット掲示板や悩み相談などを見ていると、夫婦間のセックスについては様々な意見があって、夫婦間のセックス不要論を唱える者などもいたりしますが、誰がなんと言おうと、やはりセックスは究極の愛の形であることは間違いないわけで、夫婦間で健全なセックスがある限り、円満な夫婦生活を続けていきやすくなるのは事実なのです。

円満な夫婦生活と円満な性生活とは、切っても切れない関係なのですから、なんらかの事情でセックスできない場合には、それにとって代わるなにか別のもので夫婦仲をとりもつように工夫していく必要があるでしょう。

それが、キスやボディータッチなどの軽いふれあいだったり、二人っきりで過ごす密度の濃い時間だったり、それぞれの夫婦によって違ってはくるでしょうが、とにかく夫婦二人の絆を維持していくための努力が必要で、自然に任せるだけでは、二人の関係は冷えていきがちです。

そして、一度セックスレスに陥ってしまうとそこから抜け出すのは至難の業なので、そうならないように気をつけなくてはいけないのです。

これから妊活を始めようとしている人は、いざ妊活が始まってからイライラしないために、また妊活をスムーズなものにするために、家事分担も含めた夫婦生活をどのようにしたいのかを夫と事前によく話し合っておくと良いと思います。

デリケートなことなので照れくさいかもしれませんが、セックスの頻度や内容についても、夫婦で理想をつき合わせておけるとなお良いですね。

二人にとってどれくらいの頻度がベストなのか、したくない気分の時や、逆に無性にしたくなる時などがあれば、相手に伝えておくことで二人のあいだで誤解が生じづらくなり、穏やかでハッピーな性生活が送れるでしょう。

早い段階で、夫婦生活の基準みたいなものを探っておくと、後々相手に失望したり困惑したりすることも少なくなるので、夫婦間の性的な情愛も長続きしやすくなり、自然な妊娠も起きやすくなると言えるのではないでしょうか。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)
知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。