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おっぱいが出ない!母乳を詰まらせる原因は食事にあった?

おっぱいが出ない!母乳を詰まらせる原因は食事にあった?

不妊治療による特殊出生であっても、自然妊娠による一般的な出生であっても、出産は出産です。
政府の統計上の取り扱いに関わりなく、「母親」になるとさまざまな未体験が詰め込まれた育児に取り組むことになります。

育児は母乳を与えるところから始まります。
母乳が滞りなく出るように、事前に知識を蓄えておくようにしましょう。

というのも、初産の女性の場合は乳腺が詰まっていて、すんなりと母乳が出ないケースが多いのです。
原因は複数考えられますが、自分で出産前から調整できる部分では「食事」の問題が大きいと考えられます。

母乳を詰まらせる食事を回避して出産に臨めば、子どもを産んだ後の「痛い」と評判の母乳マッサージを受けなくて済むかもしれませんよ!

母乳を詰まらせてしまう食事とはどんなもの?

母乳を詰まらせてしまう食事とはどんなもの?

リスクを高める代表的なものをまずはリストしましょう。
基本的に妊娠中に望ましくない要素と共通しているので、妊娠中から出産後まで継続できる食事計画を立てる指針として利用することをおすすめします。

■高カロリーの食べ物

・ケーキ

・菓子パン

・スナック菓子

・揚げ物

■肉類や油分の多い魚類

・ベーコン

・トロ(魚)

・トントロ

・カルビ

・脂身の多いステーキなど

■塩分量の多い味付けの料理

・味が濃い味噌汁

・コンソメやポタージュなど

母乳の見た目は黄味がかった乳白色が一般的ですが、その正体は母体に流れる血液です。

つまり、血液のバランスを崩すような食事内容はすべて母乳を詰まらせてしまう可能性があるので、適切な水分摂取を心がけ、これらのリスクが高い食事内容を避けて計画するようにしてください。

「母乳マッサージは涙が出るくらい痛い」と、経産婦は口をそろえて言います。
出産と言う大きな苦痛を伴う試練を乗り越えた経産婦ですらへこたれる痛みなんて、やっぱり体験したくないですよね。

乳腺が詰まらないようにするには、こうした食事の要素を避けるとともに、適度に水分を補給して身体が冷えないように調整する工夫も必要です。身体が冷えれば血行が滞って血液の状態が悪化します。

しかも、妊娠中から出産直後までの母体は血行不良が起こりやすく、冷えやむくみが出やすいのです。
意識して関節を温め、口にするものはすべて常温以上にしましょう。
気温が低く肌寒い時にはホットミルクや、刺激の少ない葛湯、ホットレモネード、タンポポコーヒーなどがおすすめです。

特にタンポポコーヒーは母乳の出をよくしてくれる可能性があるので、ぜひ試していただきたいと思います。
カフェインを摂取できなくてイライラしてしまう方にはいい気分転換になるはず。

厳密にはコーヒーとは少し異なる味わいではあるのですが、他のノンカフェインのお茶などに比べればはるかにコーヒーに近い感覚を味わえるでしょう。

妊娠中の禁忌は他にも数えきれないほどあります。
好物すらも口にできなくなる可能性が高く、妊娠から授乳期間中に至るまで、母親のストレスは言語を絶するものです。

黒豆茶やハチミツきな粉牛乳、しょうが湯など、いろんなものを試してみてください。
新しい「好きな物」をどんどん増やして、少しでも食生活を楽しむように工夫していただきたいと思います。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中