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日々進歩している「出生前検査」の種類と費用が知りたい!

日々進歩している「出生前検査」の種類と費用が知りたい!

妊娠も出産も、無事でいられる保証はありません。
どんな年齢で出産しようと、胎児にも生まれてくる子どもにも、「異常」がある可能性はあるのです。

とはいえ統計的に、出産年齢が上がれば上がるほど、「異常」がある可能性も高くなることがわかっています。
30歳以上の出産なら、みんな知っておきたい「出生前検査」について、種類と費用、またリスクなどのポイントをまとめてみました。

1、羊水検査

「出生前検査」と聞くと、羊水検査のことを思い浮かべる、という方も多いのではないでしょうか。
羊水検査では、お腹に長い針を刺し、羊水を採取します。

それによって、赤ちゃんの先天性疾患や、染色体異常などがわかることがあります。
流産の可能性が高まるとも言われていますが、その確率が高いか・低いかについては議論が様々あります。

40代以上の出産の場合、この検査を受ける人は少なくありません。
また35歳以上の出産だったり、すでに染色体異常などのある子どもを出産していたりする場合には、実施が勧められる場合もあるようです。

検査を受けられるのは、妊娠15~18週頃で、12万~15万円程度の費用がかかります。
また結果が出るまでに2〜3週間程度かかるそうです。

2、胎児超音波スクリーニング検査

胎児超音波スクリーニング検査

通常の妊婦検診でのエコー検査とは違い、こちらは「胎児ドッグ」などとも呼ばれることがあります。
11〜15週の初期に受けるものでは染色体異常、18〜25週の中期に受けるものでは形態異常について調べることができます。
費用は、いずれも2〜5万円程度です。

3、母体血清マーカーテスト

お母さんの血を採ることによって、胎児の染色体異常について、確率と計算に基づいて可能性を探るテストです。
血液中の成分の他、週数・体重・糖尿病の有無などを複合的に見て判断されます。

お母さんが採血することによる検査ですから、赤ちゃんへのリスクはありません。
15〜21週までに受けられますが、テストが陽性だった場合、確定検査として羊水検査が行われることがあります。

そのため、17週までには受けるようにする場合も多いです。
費用は1〜2万円程度です。

4、NIPT(新型出生前診断)

お母さんの採血によって検査する方法です。
羊水検査とは違い胎児へのリスクがないこと、また母体血清マーカーテストよりも精度が高いことから、最近注目されている検査です。

精度が高いとはいえ、母体血清マーカーテスト同様、陽性の場合は羊水検査が希望される場合も多いようです。
そのため、NIPTも17週までに受ける妊婦さんが多いようです。
費用は20万円程度かかります。

5、絨毛検査

お母さんのお腹に針を刺すか、子宮頸部に細い管を入れることで「絨毛」を採取することで行う検査です。
羊水検査とは違い、絨毛を採取すればいい検査なので、10〜12週という、早い時期に行うことができます。

ただし、胎児に異常がなくても絨毛の異常が検知されてしまうこともあるようですし、羊水検査同様、流産や感染症などのリスクがあるとも言われています。
費用は15万程度です。

いずれの検査の場合にも、「陰性だったけれど出産してみたら異常があった」ということもありますし、「陽性だったときにどうするか」を考えるのも大変なことです。

また、これらの検査は全ての病院で行われているわけではなく、近くの病院ではどこもこれらの検査をしてくれていない……という人もいるでしょう。
検査ができる期間は限られている場合が多いですが、パートナーやかかりつけのお医者さんとも相談し、じっくりと考えてから臨むようにしたいですね。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。