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高齢で妊娠できたとき「出生前検査」はどうする?

高齢で妊娠できたとき「出生前検査」はどうする?

はじめて妊娠・出産する女性の年齢が、年々上がってきている……という話を聞くことは多いですね。
それに伴って、出生前検査を受ける人の割合も増えてきていると言われています。

実際に高齢で出産することになったとき、出生前検査をするかどうかは、どのようにして考えたらよいのでしょうか?

1、出生前検査って?

出生前検査とは、お腹の中の赤ちゃんに「異常」がないかどうかを調べるものです。
ここで言う「異常」とは、奇形・病気・染色体異常などを指します。
通常の妊婦検診でも、エコーなどで赤ちゃんの状態が確認されます。

しかしそこで何からの病気・異常がある可能性が見えてきたときや、高齢出産である場合に「出生前検査」が特別な検査として行われることになります。
当然ですが、検査が行われるのは妊婦さんが希望した場合のみです。

2、出生前検査の種類にはどんなものがあるの?

出生前検査には「胎児超音波スクリーニング検査(超音波による検査)」「母体血清マーカーテスト」「絨毛検査」「羊水検査」「新型出生前診断(NIPT)」の5種類があります。
検査によって、かかる費用・リスクが変わってくる他、検査を実施するべき時期が変わってくることもあります。

これらの検査は、保険が適用されませんので、総じて高額になることが多いです。
費用的に一番手軽に受けられる「母体血清マーカーテスト」でも1〜2万円かかりますし、この検査で異常がある可能性が見つかった場合、確定診断として、さらに羊水検査が行われることもあります。
「受けてみたい」と感じる全員が、気軽に受けられる価格ではないのですね。

3、出生前検査のリスクとは?

出生前検査のリスクとは?

出生前検査が気軽に受けられないのは、価格だけの問題ではありません。
検査にはリスクや、「賭け」のような部分もあるのです。
検査によって割合は変わってきますが、出生前検査には、流産や感染症のリスクがあると言われています。

また検査をしたところで、障害があるか否かが100%わかるわけではありません。
さらに「異常」があるとわかったところで、それを「治療」することができるとも限りません。

検査の実施には、当然ですがメリットもあります。
胎児に異常があると早くからわかっていることで、早期治療が行えるようになったり、「心の準備」をしておくこともできるようになったりするでしょう。

もし検査を考えているのであれば、詳しいリスクや、実施することをどう考えるかなどは、パートナーだけでなく、ぜひお医者さんや病院のカウンセラーさんとも相談してみてください。
受けるにしても、受けないにしても、納得して行うことが重要です。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。