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女性向け医療保険は本当にお得なの? ~ 女性保険を選ぶ際に注意することは?

女性向け医療保険は本当にお得なの? ~ 女性保険を選ぶ際に注意することは?

乳がんや子宮がんを告白する女性芸能人のニュースが、ここ数年で増えているような気がしませんか?
それもそのはず、日本人女性の乳がん罹患率(りかんりつ)は、今や18人に1人と高い数字になっていて、女性特有の病気にかかる人の数は年々増加傾向にあるのです。
当然の結果として、女性特有の病を保障してくれる女性向け医療保険に対する関心も、巷では徐々に高まってきているようです。

女性向け医療保険は、女性特有の病気に対する保障が手厚く設定してあり、そのような病気にかかることを心配する女性におすすめな保険になっています。
女性保険がカバーする女性特有の病気については、詳細は各保険商品によって差はあるものの、乳房や子宮、卵巣にかかわる病気が広くカバーされているのが特徴です。

女性向け医療保険では、これらの病気になった場合に支給される入院給付金や手術給付金が、一般的な医療保険と比べて1.5~2倍の保障内容になるように設計されています。
また、病気ではありませんが、妊娠や出産の際の費用も保障されている保険も多くなっています。

女性の場合、医療保険に加入する際に注意しなければいけないのが、保険に加入するタイミングの問題です。

保険によっては、妊娠が確定してからの保険加入の場合は、部位不担保という条件が付くことが多く、その場合は保障内容を大幅に制限されることになりますので、せっかく保険に入っていても、いざという時に保険が役に立たないという事態もありえます。

また、すでに帝王切開での出産を経験した女性の場合は、次回以降の帝王切開に伴う費用は保険の保障対象外となっている保険も多くあるようです。
妊娠・出産に限らず、今までの傷病歴や既往症次第では、入れる保険が限られてきてしまう医療保険。

たとえば、一度でもガンと宣告されてしまうと、保険に入れる可能性がほとんどなくなる、または加入条件が非常に悪くなってしまいます。
女性の場合は、30代以上になるとホルモンバランスの崩れなどによって様々な病気にかかり易くなりますので、医療保険に加入するならば、若くて健康なうちに入っておいた方、が結局はお得かもしれませんよ。

特に、これから子作りを考えている女性は、医療保険に入るなら早いに越したことはないと言えるかもしれません。

女性向け医療保険は本当にお得なの? ~ 女性保険を選ぶ際に注意することは?

ホテルのレディースプランなどのように、世の中には女性のためのお得なサービスが溢れています。
そんな影響もあってか、「女性のための保険」と聞くと、即座に「女性にとってお得な保険」というイメージを抱く方も多いかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。

内情を調べてみると、女性用の保険が特別お得に設定されているというわけではないようなのです。
女性特有の病気を保障する分、それに見合うだけ保険料が高くなっているのが現状です。

女性用の保険の中には、保険加入中に健康であれば、何年かおきに生存給付金(お祝い金)が支給される、というような一見お得に見える保険商品もありますが、実はそのお祝い金の分が保険料に加算されていて、自分が払ったお金が戻ってきているだけ、というカラクリになっていたりします。

日本で販売されている保険に関していえば、特別得をしたり、高い利息が見込まれるようなことはほぼ無いので、目先の利益に囚われることなく、なるべく保険料が安く、保障内容がしっかりした保険を選ぶようにすると良いでしょう。

そして、女性向け医療保険に加入する前に、よく検討しておきたい事があります。
盲点ともいえることですが、女性向け医療保険は女性特有の病気についての保障は手厚いものの、その他一般的な病気に対する保障が手薄になっている、または全くカバーされていない病気も多くあるということです。

例えばガンについて言うと、女性特有のガン(乳がん、子宮がんなど)になれば手厚い保障が得られますが、それよりもっと罹患者数が多い一般的なガン(胃がん、肺がんなど)については、ガン特約を付けていないと保障がなされないようなケースもあります。

女性としては、女性特有の病気も気になるところですが、確率論で言うと、それ以外の一般的な病気にかかる率の方がよほど高い訳で、女性特有の病気と一般的な病気との保障がバランスよく設定されてある保険に加入する、もしくは女性保険には特約を付け て万全に備える、という風にしておいた方が賢明かもしれませんね。

結局は、女性だから女性向けの医療保険に入った方がいい、ということでは必ずしもないと言えるのではないでしょうか。
一般的な医療保険に入っておいて、女性特有の病気が心配なら、その部分を特約でカバーするということもできますし、保険料と保障内容を突き合わせてみて、自分に一番合った保険を選ぶのが良いでしょう。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)
知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。