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タウリンは妊娠してから禁忌になるの?ならないの?

タウリンは妊娠してから禁忌になるの?ならないの?

普段は健康に良い面もあるとされているのに、妊娠したとたんに摂取を制限される成分があります。
一定量であればリラックスや眠気覚ましに役立つというカフェインなどがそうです。

他にも、芳香療法で活用されるアロマの精油や、ハーブティーなどに妊娠中の禁忌が多く存在するのですが、妊活の際に積極的に摂るように奨励されている「タウリン」はどうなのでしょうか。

タウリンには人体を構成する細胞を正常な状態に保つ作用が確認されており、女性においては健全な卵子を、男性の場合には健全な精子を作るために欠かせない栄養分だと言われています。

妊娠してからタウリンを摂るとどうなるか

よく健康食品や健康ドリンクの広告で、「タウリン配合」と言うコピーを見かけるはずです。
そのため栄養剤のようなイメージが強くなり、添加物のように思われがちな成分ですが、実際にはタウリンは通常の食品に含まれています。

人体のタウリン合成能力は極めて弱いので、常に補給しなければならない栄養素のひとつだと思っていいでしょう。
成人のタウリン必要量は1日あたり1gで、生のたこ、サザエ、牡蠣などからこの分量を確保するにはおよそ100g食べなければなりません。

妊娠前にタウリンを摂取すると健康で強い卵子を作るサポートをしてくれますが、妊娠中の場合は胎児の身体形成に役立ってくれるでしょう。
消耗しがちな母体の疲労回復にも力を添えてくれるはずです。

タウリンはどうやって取り込むのが理想的?

繰り返しますが、タウリンはごく普通に食品に含まれています。
本来ならば1日3食のメニューから吸収するのが理想的なのですが、妊娠中の場合はつわりなどでままならないというケースが多いでしょう。
そうした時に便利なのが栄養ドリンクです。

タウリン配合の栄養ドリンクはコンビニや薬局、売店などさまざまな場所で手に入れられますが、利用する際には成分表示に十分気を付けて下さい。

タウリン配合の栄養ドリンク選びで気を付けるポイント

タウリン配合の栄養ドリンク選びで気を付けるポイント

・カフェインを含んでいないこと
栄養ドリンクの中には眠気覚ましのためにカフェインを大量に配合してある種類があります。
妊娠中のカフェインの摂取は流産などのリスクを高める上、胎児に直接影響をもたらすかもしれません。
カフェインの分子は胎盤を通過してしまうため、母体と同じ濃度で胎児に届いてしまうからです。

どうしてもカフェインの摂取が避けられない時は、1日あたりの摂取量を200㎎以下までに抑えるようにしてください。
200㎎までならばカフェインを摂取してもそれほど影響しないだろうと考えられていますが、それでも不安な場合は、「妊娠中の方向け」という表示がある商品を選ぶことをおすすめします。

・糖質が少ないこと
通常の食事で炭水化物を摂取している場合、栄養ドリンクに糖質が大量に含まれていると過剰摂取に陥る危険性があるのです。
妊娠中はもともと体脂肪をため込みやすくなっています。

糖質を過剰摂取すればインスリンの分泌量が増えてさらに肥満がちになります。
体重の肥満指数を示すBMI17.5未満の痩せすぎでも不妊症になりやすいようですが、BMI30以上の肥満もまた不妊症リスクが上昇し、なんと2.7倍もの確率で不妊症に陥りやすくなるのだそうです。

これは妊娠後にもBMI17.5からBMI30までの範囲が適正値であることを意味しています。
食事と合算すれば栄養ドリンクの糖質は過剰になる可能性があるので、安全な妊娠の継続には糖分の少ないタイプを選ぶといいでしょう。

実際に薬局などの売り場で数ある栄養ドリンクを前にして迷ったとしたら、そこにいる薬剤師の方に尋ねることをおすすめします。
きちんと薬剤師の資格を持っているスタッフならば、適切なアイテムをおすすめしてくれるはずです。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中