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タウリンの基本情報【1】~タウリンの作用について

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女性だけでなく男性にも必要な栄養素と言われるタウリンは、人体内部での製造効率が非常に低い成分です。
タウリンの作用機序や魅力をご紹介しますので、基本情報としてご利用いただけましたら幸いです。

タウリンの作用機構

タウリンの人体における作用については、ホメオスタシスがすべてをあらわしていると言っていいでしょう。

ホメオスタシスの定義は文章の目的によって微妙にニュアンスが変わりますが、ここでは「体細胞を正常状態に保つ作用」を意味します。

これによって期待できる効果は、まとめると以下の通りです。

・胆汁酸の分泌を促進して肝臓の働きを促進、補助する

・肝細胞の再生を促進する

・細胞膜を安定化させる

この3つの効果がどのような結果に結びつくのか、なかなかイメージに結びつきにくいと思いますので、具体的にご紹介しましょう。

コレステロール値を下げる

コレステロール値を下げる

胆汁の生産には胆汁酸が材料として必要です。
この胆汁酸を体内で合成する際にコレステロールが消費されるので、結果的にコレステロール値が下がります。

コレステロールは性ホルモンやステロイドホルモンの材料になりますから、分解が促進されることが一概にいいとばかりは言えないかもしれません。

しかし、この作用によって動脈硬化などのリスクは格段に減少するはずです。

血圧を下げる

タウリンには神経伝達物質に準じた働きが認められており、自律神経に作用することが分かっています。

高血圧は塩分の過剰摂取などによって交感神経が過剰に働いて引き起こされる症状ですので、タウリンのホメオスタシスが有効というわけです。

肝機能向上

タウリンは人体の中では心臓、筋肉、目の網膜、脳、肺、骨髄などの存在しているのですが、最も濃度が高いのは心臓であると言われています。
タウリンのもつ3つの効果すべてが当該器官の機能促進につながっています。

また、肝臓における代謝効率を高め、解毒を促進し、胆汁の生成を助けるとともに有用な栄養素の吸収を促すのです。

疲れやすい方、体力減退中の方、飲酒後の方には救世主のような成分と言えるでしょう。

動脈硬化予防

血中コレステロールや中性脂肪が増えて血管壁にこびりつき、血管内の血液の通り道が狭くなった状態が動脈硬化です。

タウリンによってコレステロールが消費されれば当然血中コレステロール値も抑えられますので、動脈硬化予防に役立ちます。

視力サポート

網膜の光受容体にタウリンがもともと存在しており、網膜の神経を抑制して網膜を守ったり、目の新陳代謝を促したり、角膜の修復を助けたりしていると言われています。

体内でシステインから生合成されるタウリン量は微々たるものですので、食事などから補てんすることが重要です。

代謝を改善させる

筋肉の収縮率を高める働きによって、水分や排泄物の滞留を予防してむくみを解消してくれるでしょう。
腸のぜん動運動も促進されますので、腸内デトックスに期待できるはずです。

タウリンは自然状態で、補給がないとしても1日あたり200㎎ずつ尿などで体外に排出されていってしまいます。
生体の機能維持のために必要な成分でありながら生合成では補いきれない成分ですので、日々の栄養を計画する上でなるべく重視するように心がけて下さい。
妊活に際してはミトコンドリア活性により卵子や精子の品質を向上させる働きを期待できるでしょう。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中