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「早めに不妊治療の開始を考えてみた方がいい」条件とは?

「早めに不妊治療の開始を考えてみた方がいい」条件とは?

「避妊をせず夫婦生活を送っているにもかかわらず、1年以上(定義によっては2年以上)子どもができない」ことを「不妊」状態といいます。

積極的に子どもを望む夫婦の場合、1年程度「妊活」をして、それでも授からなければ「不妊治療」に移行する……という場合が多いようです。

けれどいくつかの条件に当てはまっている場合は、1年を待たずに、不妊治療の開始を考え始めた方がよいかもしれません。

1、月経の不調や、いくつかの婦人科系疾患・性感染症の経験がある場合

月経の量・期間が多すぎたり少なすぎたりする場合、また、月経痛が特にひどかったり、いつも下痢をしてしまう、などの症状がある場合は、不妊になりやすい可能性があります。

また「子宮内膜症」や「子宮筋腫」などにかかったことがある場合も、不妊になりやすいと言われています。
早めに検査を受けに行くことを考えた方がよいでしょう。
性感染症の場合は、すべてが不妊を引き起こすというわけではありません。

ただし「クラミジア」や「淋菌」は、ポピュラーで自覚症状の出にくい場合が多いにもかかわらず、不妊のリスクをあげることで有名です。

2、「妊娠しにくい可能性が高い」と考えられる生活習慣をしている場合

「妊娠しにくい可能性が高い」と考えられる生活習慣をしている場合

不妊症は、特別な環境・状況にいる、特別な人だけがなるものではありません。
ホルモンバランスが崩れることなども「妊娠しにくい」状態になる原因となりますから、生活習慣を整えることも大切です。

つまり生活習慣が乱れている場合は、妊娠しにくい状態になってしまっている可能性もある、ということなのです。

「運動不足」「睡眠時間が短い」「太り過ぎ・痩せすぎ」「過激なダイエットをしたことがある」また「冷え性」「ストレス過多な生活をしている」などの場合は、注意が必要です。
「お酒の量・飲む回数が多い」「タバコを吸っている」場合も同様です。

特にタバコは、妊娠したら本人もパートナーも、必ずやめなければならないものです。
妊娠を望む段階から禁煙してしまうようにしましょう。

3、「パートナーが不妊の可能性が高い」場合

少し前まで、不妊といえば女性の問題であると考えられていましたが、現在では「原因の約半分は男性にもある」ということがわかっています。

自分だけでなく、男性パートナーに「不妊になりやすい条件」が備わっていた場合もまた、早めに検査・治療の開始を考えた方がよいことになります。

男性の場合、有名なのは「おたふく風邪」の経験かと思います。
ヘルニアや停留睾丸の手術経験がある場合も同様です。

意外と知られていないのが「糖尿病」です。
軽度の場合でも勃起・射精に困難が生じることも多いのですが、重度では精子の製造力が低下することもあります。

また喫煙は、血流を悪化させますし、男性不妊のリスクを高めることにもなります。男性も禁煙がおすすめです。

「不妊になりやすい」条件が重なったからといって、必ずしも不妊症になるわけではありません。
けれど治療の必要な状態だった場合、効果のない妊活で疲れ果ててしまう前に、有効な手立てを打てるようになりますね。

当てはまるものがあり、不安があるようでしたら、ぜひ1年を待たず「半年程度」で不妊検査を受けてみましょう。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。