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出産前でも知っておきたい「二人目不妊」のこと

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10組に1組、調査によっては7組に1組が、不妊症に悩んでいると言われています。
「不妊症」と聞いて、一人も子を授かっていない人たちを思い浮かべることはありませんか? 

けれど最近では「二人目不妊」という言葉が少しずつ流行してきています。
そして「二人目不妊」は、まだ出産したことがない人たちにとっても、他人事ではないのです。

1、「二人目不妊」てなに?

二人目不妊とは、文字通り「すでに出産経験はあるけど、二人目がなかなか授かれない」状態のことを言います。
一人目の授乳期間が終わってから「夫婦生活を営んでいるにもかかわらず1〜2年経っている」と、二人目不妊の状態であると言っていいようです。

二人目不妊の原因は多々ありますが、「一人目の出産時に感染症などにかかってしまい妊娠しにくく・できなくなった」「年齢が上がってしまったことで妊娠しにくくなった」「過度のストレスや疲れでホルモンバランスが崩れ、妊娠しにくくなっている」「もともと妊娠しにくい体だった」の4パターンにわけられます。

晩産化の傾向が強い現在です。
まだ出産経験がなくても、もし二人目の出産を希望する可能性があるなら、そのことも考慮に入れて一人目の出産時期を考える必要があるのですね。
「年子」はお母さんの体に大きすぎる負担がかかってしまうため、最近では推奨されていません。

そうなれば、一人目の子どもを産む時期は、イメージしていたよりも早めたほうがよい可能性も出てきます。
(もちろん、自分が希望した時期に産める、という女性は少ないかとは思いますが……)

2、「二人目不妊」を予防するためにできることは?

「一人目の出産時の感染症」は、産院でも当全十分にケアされているでしょうし、個人の努力でどうこうできるものではありません。
「加齢によって妊娠しにくくなった」というのも、多くの場合は、個人の努力の範疇を超えています。

けれどその他の項目については、できる努力もあります。
子どもを育てながら家事をし、仕事をするのは、とても疲れることです。
ストレスも溜まりがちですが、なかなか発散する場・時間をとることも難しいかと思います。

ぜひ、腰を据えてパートナーにも相談し、疲れやストレスを解消するための時間を、定期的に持てるようにしてください。
最初はその態勢をつくるだけで疲れてしまうこともあるでしょうが、軌道に乗せることができれば安定します。
「元から妊娠しにくい体だった」可能性がある場合には、やはりまずは検査をして、状況を確認してみることが大切です。

3、「二人目不妊かも?」と思ったとき、一番にしたいこと

やはり一番は「検査をしてみる」ことです。
治療などせずに妊娠・出産できた経験をしていると、自分が妊娠しにくい体質であることに気づけない場合が多いです。

あらかじめ「1年経ってダメだったら検査しよう」など決めておくのがよいかもしれませんね。
治療を受けるか否かは、検査の結果を見てから考えるのでも遅くありません。

不妊治療は、開始したからといってすぐに妊娠できるとは限りませんから、悩んでいる時間ももったいないものです。
1年だって、必ずしも待つ必要はありません。

なお、必ずパートナーさんも検査は行うようにしましょう。
不妊の約半数は、男性にも原因があるのですから。

「一人目も産んでいないのにもう二人目の話?」と、感じられる方もいるかと思いますが、いずれは自分の身にやってくるかもしれない悩みの種です。
「二人目不妊」という言葉、ぜひ頭の隅の方に置いておいてみてください。

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ライタープロフィール

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佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。