こんにちは、ライターの凛音です。あなたは経験したことのあるセックスの体位は何種類くらいでしょうか？
恐らくだいたいの方が10も満たないのではと思いますが、世の中には自分の知らない体位がいっぱいあります。
体位を変えると刺激も変わるので、マンネリ防止に最適なんです。

そこで、今回はすぐできる江戸四十八手の体位についてご紹介。
江戸時代から続く男女の営みの型をみていくとともに、今夜にでもトライできる簡単な体位を好み別に分けてみました。

そもそも江戸四十八手とは？

「四十八手」とは、もとはセックスの手段をたくさん持っていることを表す言葉だったのですが、今ではセックスの体位を相撲の決まり手になぞらえて作った「江戸四十八手」のことを指しています。
48種類の体位にそれぞれ粋な名前がついていて、なんだかオシャレ。
例えば、通常では「立ちバック」といわれる立った状態での後背位は「うしろやぐら」という風流なネーミング。
確かに、女性から見れば後ろに櫓が立っている感じですよね。
このように、江戸四十八手には日本人のセックスへの好奇心と幅の広さを感じられるのです。

先人たちの知恵から体位のアイディアを拝借しよう

ではこの江戸四十八手から、セックスの好み別にすぐできるマンネリ解消体位をご紹介します。

★男性に激しくリードされたいなら…「吊り橋」

「吊り橋」は男性が膝立ちになり女性の体を腕だけで支える体位。
男性のがっちりした腕で支えられ、空中でガンガンと腰を突かれる状態は、男らしくリードしてもらいたい女性にぴったり。
ただし、男性の腕だけではかなり不安定なので、ある程度女性の腹筋の力も必要かも。
リズムが合えば、中へ激しい刺激が得られる体位なので、ガタイの良いパートナーがいる方はぜひトライしてみては？

★ 女性がリードして彼を驚かせたいなら…「御所車（ごしょぐるま）

騎乗位ができる女性ならトライできそうな「御所車」。女性が男性の上に乗り、挿入したまま360度横向きに回転します。
最初は上に乗って彼の方を向いて挿入し、挿れたまま左回りなら右足を彼の右わき腹へまたぐように移動させ、くるりと体が彼の足側を向くように回ります。

さらにまた左向きに回転し、左足で彼をまたぐようにして元の位置に戻ります。
挿れたまま動くというのが、かなり難易度高めなのですが、小柄で小回りの利く女性なら、意外と簡単にできてしまうようです。
彼をまたぐときに挿入部が見えるのが、男性をドキッとさせるので、見せつけるように少しゆっくり回ってみるといいかもしれませんね。

★ 彼と密着したいなら…「しぼり芙蓉（ふよう）」

彼とより密着したいなら、「しぼり芙蓉」がおすすめ。
いわゆる、座った男性の上に女性が乗る背面座位なのですが、通常は椅子やベッドの端などの彼の足が下せる状態でトライしますよね。

しかしここはより密着させるために、平たい場所で行ってみましょう。
女性が膝を折って三角座りで挿入すると、彼に後ろから抱きしめられる状態になり、かなり密着できますよ。
足を閉じれば膣が締まりますので、彼も気持ちがいいはず。
ただし、体勢的に男性が動きづらいので、女性の腰の動きが重要！腹筋と背筋と脚力を駆使して、前後や上下に動かしてみましょう。

いかがでしたか？いつもの体位を応用させるだけでも新しい快感を得られることがありますので、足の位置を変えてみる、体をねじってみる、腰の下にクッションを入れてみるなどいろいろトライしてみてください。
体位の数は無限大。2人のお気に入りを研究してみるのもコミュニケーションになりますよ。

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ライタープロフィール

凛音（りんね）
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中（名古屋限定）。
自分のキュアリは？（女性としての内面磨き）鏡の前で自然な笑顔作りの研究