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何歳までセックスできる?高齢セックスの実態

何歳までセックスできる?高齢セックスの実態

こんにちは、ライターの凛音です。
日本性科学会セクシュアリティ研究会が行った調査によると、60代の男性で70%、70代の男性でも半数近くが現役バリバリでセックスをしているそうです。

高齢者でもイマドキの若者と同じくらい、もしかしたらそれ以上の頻度でセックスをしている人がそれなりにいるのかも。若々しくて素晴らしいですね!

しかし、セックスって何歳までできるものなのでしょうか?
そこで今回は、「高齢セックスの実態」について考えてみましょう。
年を重ねると体はどんな変化をしていくのでしょうか。

更年期~閉経期の女性の性

女性は50代前後になると更年期に入り、徐々に閉経に向けて体が変化していきます。
卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少、それとともに膣内の潤いも少なくなってきます。

さらに筋肉の衰えから膣壁も薄くなり、伸縮性も乏しくなるので、若いころの激しめなセックスは厳しくなってきます。

実際に、老年期の性の研究者である大工原秀子氏の調査によると、60代後半で「性交時に濡れる」と答えた女性は36%、70代前半では28%でした。70代になると自力で受け入れられる女性は3割以下になってしまうのですね。
やはりセックスのための機能は、年々低下してしまうようです。

更年期に入ると、個人差はありますが、頭痛やのぼせなどさまざまな不定愁訴にも悩まされます。
なんとなく体調を崩しやすい時期でもあり、性欲も落ち込みがち。
若いころのように、「夫とセックスしたい!」と積極的に思えないときもあるでしょう。
閉経を超えれば不定愁訴は楽になりますが、性機能的には低下してしまいますので、高齢セックスは肉体的にも精神的にも負担が大きいといえます。

高齢男性の性

男性の性欲は20代前半がピークといわれ、徐々に落ち込んできます。
性機能も少しずつ低下し、人によっては40代から勃起不全に悩まされる方も。
射精できても、量が少なくなり、感度も若いころよりは弱くなります。

とはいえ、冒頭のアンケート結果でもわかるように、男性の生殖能力は細々と長く、70代でも十分に勃起しセックスを楽しんでいる人が大勢いるのも事実。
男性にとって現役であることは、生きる上で最重要であり、生殖能力は男のプライドといってもいいでしょう。
やはりいつまでもセックスし続けたいというのが男性の性なのです。

セックスすると健康になる!

このように男女共々、高齢になるとなかなか体力的にも精神的にもセックスすることがつらくなりますが、実はいいこともあります。
セックスをすることで健康的になれるのです。

・触れ合うことでオキシトシンが分泌され、よりお互いに愛着心が湧いてくる

・快感によりドーパミンが分泌され、精神的に若々しさが増す

・適度な運動となり、全身の血流がよくなる

・ほどよい疲れとストレス解消で眠りの質が上がる

もちろん、若い人でも同じ効果がありますが、高齢であればより日々の健康に役立ちます。
ただし、激しい動きをしたり、無理に挿入したりすると逆効果になりますので、「無理をしない」ということを念頭においてセックスを楽しみましょう。

性に積極的な年配者に「いい年をしていやらしい」という人がいますが、人間はいくつになっても人間です。
若くても性欲には個人差がありますし、彼らはむしろ、人間らしく年を重ねているといってもいいでしょう。
パートナーとずっとうまく暮らしていくためにも、セックスを楽しむことは大切。
お互いがいつまでも気持ちよさを与えあえる関係を築けるよう、日頃から素直に性と向き合っていくといいですね。

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ライタープロフィール

凜音凛音(りんね)
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中(名古屋限定)。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)鏡の前で自然な笑顔作りの研究