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意外に多い出産後のセックスレス ~レスにならないためにできること

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セックスレスの原因は色々とありますが、ちょうどたまたま著者の友人から、「子供ができるまでは何の問題もなく仲良くやっていたのに、出産を機にセックスレスになってしまって悩んでいる」という相談を受け、ネットで調べてみると同じような悩みを持つ女性が多いようなので、今回は出産後のレスについてお話ししてみたいと思います。

実際、赤ちゃんができた途端に旦那さんから敬遠・拒否されるようになったという話は、日本では珍しいことではありませんよね。

著者の日本在住の外国人の男友達は、「日本男性はメンタル面が弱くて根性がないから、出産に立ち会ったくらいでビビっちゃうんだよ!」なんて、よく笑話にしたりしていますが、
平和な日本に生まれ、血を見る機会もほとんどないままに大人になった日本男性は、繊細な心を持つ人が多いのかもしれません。

出産立ち会いが当たり前のようになってしまっている昨今、本人が望んでいないのに周りに促されて、何の心の準備もないままに出産現場に立ち会うことになってしまったがために、それ以来、妻が女性として見られなくなったというような男性は、少なからずいます。

出産の過程をビデオに撮る大役を任せられたのに、ある意味グロテスクな出産現場を目の当たりにし、大量の血を見て、ビデオを撮るどころか失神してしまう男性も実際にいるのだとか。

出産後も夫婦円満を長くキープするために、レスになりうる要因は最小限にすべきと考えるなら、夫が自ら強く望む場合は別にして、夫の出産への立ち会いには慎重になった方が良いのかもしれません。

子供ができると、妻に対して一人の女性というよりは「子供の母親」として接する機会が多くなり、夫の脳が妻を性欲の対象として捉えられなくなってしまうことで、レスになってしまうというケースもあります。

妻以外の女性に対しては、いままで通り性欲があるのに、それを妻に向けられずに人知れず悩む男性もいたりします。
そうさせないためには、家族としての時間とは別に、夫婦二人だけの時間をなるべく多く作るように心がけてみましょう。

夫に「妻であり、ひとりの女性としての自分」を強く印象付けるのです。
ロマンチックなデートに二人だけで出かけるのがベストですが、子供を預けてのお出かけが無理なら、子供が寝静まった後にリビングでゆっくり語らいの時間を持つなど、状況が許す範囲でできることをするだけでも、後々の夫婦関係が全然違ってくるはずです。

また、日本では子供ができた途端にお互いのことを「パパ」「ママ」としか呼び合わなくなる夫婦が多いようですが、それも間接的にレスに影響することもあるようですので、子供の前以外では、従来の呼び名で呼び合うことをお勧めします。

ところで、ここ最近は「育メン」と呼ばれるような、子育てに非常に熱心な男性が増えましたね。
夫婦で協力して育児に取り組む姿勢は賞賛に値しますが、こと性欲に関していうと、男性が育児に精を出しすぎるのはレス化を進めることになりかねないのです。

というのも、性欲を司る男性ホルモンとして有名な「テストステロン」は、子育て中にその分泌量を下げる傾向にあり、子煩悩な父親ほど性機能が下がるという結果を招いてしまうからです。
子育てに無関心な夫も困りますが、レスで悩む奥様にとっては、あまり子供ばかりに熱心になられるのも考えものといったところでしょうか。

さて、ここまでは男性サイドが原因のレスばかり見てきましたが、出産後のレスの要因は、女性サイドにあることも多いのです。
一番多いのは、赤ちゃんの面倒を見ているとセックスしたいなんて気が起きない、という悩みだったりします。

子育ては、特に子供が幼いうちは想像以上に時間と労力が伴うもの。
少しでも空き時間があれば、セックスなんかよりも、趣味や休息時間に充てたいというのが本音になってしまいがちです。

夫からのお誘いを断ってしまうのも、ある程度は仕方ないことでしょう。
ただ、継続的にお誘いを断っていれば、そのうち誘われなくなって、夫がセックスの相手を外に求めるようになりかねません。

断る時には「死ぬほど疲れてるから、ごめんね」など優しく理由を伝え、「今週末ならOKよ」などと希望を与えてあげると、拒絶されたダメージを最小限に留められるかもしれません。

子供ができると、妻が子供につきっきりになってしまい、放っておかれているようで寂しい思いをしている夫は多いのです。
外面は大人に見えても、中身は子供な男性は割と多いので、そのことを念頭に行動すると、後々の面倒を避けられると思います。

出産後、母乳を与えている間は、母乳を作り出すホルモンであるプロラクチンが多く分泌されますが、プロラクチンには性欲減退作用があるため、夫の求めに対して拒否反応がでてしまうことは自然な流れといえます。

そしてこのホルモン、子供ができると同時に、男性にも分泌されることが分かっています。
母親が子供に母乳を与えている間、夫の性欲を下げて、妙な浮気心を起こさせないようにするためと考えられています。

そんな事情ですので、不安や誤解を避けるためには、母乳を与えている間は男女共に性欲が減退するものだという大前提で、出産後のセックスをどうするかについて、出産前に夫婦で話し合っておくといいかもしれません。

また、女性サイドでも、子供ができたことで、夫を「子供のお父さん」として見てしまうようになり、セックスの対象と感じづらくなってしまうということもあります。
これは、先ほど男性バージョンで述べたような作戦で、なんとか乗り切ってほしいものです。

一度完全に離れてしまった心と体を取り戻すのは難しくなるので、子育てで忙しいことを言い訳にせず、パートナーの関心を引き止めておく努力は常にしたいものですね。

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ライタープロフィール

TOMO
長く海外生活を経験し、国際情勢に精通。美食&美酒、ファッション、旅をこよなく愛する。
現在は東京在住。翻訳家&ライターとしても活躍中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き) 知的好奇心を持ち続けて日々を生きること。