トップページ > コミュニケ―ション > イクための方法 > 女性もイクために知っておきたい「オーガズムの誤解」

女性もイクために知っておきたい「オーガズムの誤解」

こんにちは、ライターの佐原です。
セックスのゴール=男性が達すること、というイメージがまだまだ強い中では、多くの女性にとって「いかにセックスを楽しみ、快楽を感じられるようになるか」というのは大きな悩みの種です。

オーガズムに達することだけがセックスの魅力ではありませんが、どうせするのなら、相手と一緒に気持ちよくなりたいものですよね。
そのためには、まずは女性のオーガズムに対して持たれている誤解をとく必要があります。

【「膣に突っ込めばいい」は当然、ウソ!】

男女

「男性は穴に突っ込めばいいと思っているけれど、それだけで感じられる女性はほとんどいない」というのは、“男性の知らない女体あるある”の中でも代表的な一つです。
ジェクス株式会社の依頼のもと、一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが行った「ジャパン・セックス・サーベイ」でも、それが事実であると裏付けられる結果が出ています。

2012年に行われたこの調査(※1)では、最も感じやすい場所としてクリトリスをあげた女性の割合は59.9%、二位の36.2%となっています。

クリトリスで一番感じる、という女性は、膣で感じる女性の1.6倍以上もいるのですね。
膣は必ずしも快感を得られる器官ではないということです。

なお、これはクリトリス・膣の両方に共通したポイントですが、どちらも非常にデリケートな場所です。
強い力で、またはするどい突起などのあるもので刺激をしても、粘膜などが傷つき痛みを感じるだけで快感の得られない場合がほとんどです。
その点には男性・女性とも注意しておきたいですね。

また同調査の2013年版(※2)では、オーガズムを感じたことのない女性の割合20代で28.7%、30代で22.2%となっており、女性がオーガズムを感じることが残念ながら、誰にとっても簡単なわけではない、という結果も出ています。

【「膣派」と「クリトリス派」にわかれるとは限らないって本当?】

上述のアンケート調査の結果では、3位以下はいずれも5%未満の数値ですので、多くの女性は、1位のクリトリス派と2位の膣派とにわけられるかのように見えます。けれどこの両派、実はとても流動的なものでもあるのです。

「前のセックスではクリトリスがよかったけど、今日は膣でたくさん感じた」
というようなこともありますし、出産を経て膣でも感じられるようになるという人や、膣とクリトリスとの同時愛撫がイイという人もいます。
絶対的なポイントは見つからず、総合ポイント制でオーガズムに達するような体質の方もいらっしゃいます。

いずれにしても「オーガズムの感じ方には個人差があり、膣派・クリトリス派などの分類に医学的な根拠はない」というのが通説のようです。

オーガズムの得方には、機械的な絶対の答えが存在しません。
「自分にとっての本当に気持ちのよいセックスとはどのようなものなのか」は、自分で確かめたり、パートナーと研究を重ねたりしてみる中でしか、なかなか見つけられないもののようです。

思い込みによる誤解にとらわれることなく、ぜひ、いろいろな挑戦をしてみて下さいね!

関連記事

【連載コラム】女性がイクには?いかない女性へ連載一覧ページ
潮吹き=イクじゃない! でもコツさえつかめば、潮吹きと同時にイケる体になる
膣でイクためのコツとは?中イキまでの開拓道!
クリトリスでイクためのトレーニング!

ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真
佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。