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他人事じゃない「性嫌悪」とは

こんにちは、ライターの佐原です。
女性が性欲を持っていることを表現することは、まだまだ避けられがちな世の中です。
しかし同時に「性欲自体は持っていて当然」「性行為をしたら気持ちよくなって当然」とも考えられており、“そうでない場合”については、ますます語り難い状況があります。

けれど「女性性機能障害」「性嫌悪」と呼ばれる状態になっている人の割合は、実は少なくないのでは、と言われています。

性嫌悪ってどんなもの?

性嫌悪

性嫌悪とは、読んで字のごとく「性に関わるものを嫌悪する」状態のことです。
性嫌悪という言葉は医学用語ではないのですが、性的パートナーとの行為に著しい弊害が生じている場合などには、精神障害のひとつとして定義づけられることもあります。

特定のパートナーとだけ性的接触ができないといった場合もあれば、相手が特定のパートナーであるか否かに関わらず症状の出てくる場合もあり、その形は人ぞれぞれです。

性嫌悪になる原因

性嫌悪になる原因は様々あると言われています。
不倫などパートナーに裏切られた経験があるというケース、パートナーが性機能障害であるケース、痴漢・強姦などの性被害を経験したことがあるケース、また「性的なものは汚らわしい」「セックスは悪である」などと言われ育って来たケースなどが多いようです。

性嫌悪のようで、性嫌悪ではないパターン

「セックスや性的接触を望まない」状態全てが性嫌悪である、というわけではありません。
人間誰しも性欲を持っているもの……と捉えられがちですが、生まれつき性欲のないタイプの人もいます。

Aセクシュアルやノンセクシュアルと呼ばれる人たちです。
Aセクシュアルは恋愛感情・性欲の両方ともがない人、ノンセクシュアルは恋愛感情はあれど性欲のない人のことを言います。
恋愛感情はなくとも性欲はある、といったタイプの人もいます。

日常生活の中では、自分の「性的なものへの嫌悪・興味のなさ」がどれに当てはまるのかなど考える機会もそうそうありませんが、一度見つめ直してみるのもよいかもしれませんね。

性嫌悪になったらどうしたらよいか

もし「性嫌悪かもしれない」と不安になって、しかも性行為に対しすでに不便が起きているのであれば、やはり専門家に相談することをオススメします。
いきなり精神科へ向かうのでなくとも、心のメンテナンスをする要領でカウンセリングに行ってみたり、NPOや行政機関の行っている無料の電話相談を用いてみるのもよいでしょう。

無料電話相談であれば、名前や年齢・住所などを告げなくてもよい場合がほとんどですし、気軽に利用して大丈夫ですよ。

女性の性嫌悪については、女性が性について語ることが難しい文化であるせいで、まだまだ十分に研究も進んでいない、というのが実状です。

心細く、不安になることもあるかと思いますが、同じ様に悩んでいる女性はたくさんいます。
思い詰める必要もありませんし、まずはただ愚痴をこぼすだけでいいのです。
話せる誰かを見つけてみること。
これが一番です。

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ライタープロフィール

佐原チハル_プロフィール写真
佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。