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【医師監修インタビュー】小陰唇の左右差、大きさの実例

女性器の中でも、小陰唇が大きすぎるのではないか?小陰唇の左右の大きさが違っていて気になる、という方の声をきくことがあります。
そこで形成外科専門医で女性器の治療についても数多くこなしている横浜中央クリニック亀山院長に、小陰唇の大きさのお悩みについて、具体的にどんなものがあるのかを伺いました。

小陰唇の高さを整え、全体のバランスを良く!

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-小陰唇の左右差、大きさは、どのくらいの方が多いですか?-

治療される方に多い左右差は5mmから2cmくらいです。
目の形が左右違うように、数ミリ程度の左右差があるというのは普通の事ですが、同じ高さに整えてあげる方が、バランスが良く綺麗です。

高さが低い方に合わせて片方だけ治療を行われる患者様もいらっしゃいますが、「両方を綺麗なラインで整えてください」というご要望の方が多い印象です。

-年齢によって小陰唇の大きさは変わるものですか?-

年齢を重ねることが原因で大きくなると言われることがありますが、基本的には先天的なものと言われており、肥大する明らかな原因はまだわかっていません。 陰部は皮膚が薄く、下着やナプキンなどの摩擦によって小陰唇が黒ずみがちです。
加齢によるホルモンバランスの変化妊娠(チャドウィック徴候)によってメラニンが沈着するようになると、さらに黒ずみが目立つようになるので、それが気になる為によくよく見たら、若い時に気にならなかった左右の大きさの違いに気が付くという方もいます。

-小陰唇が大きいため生活で困っていることはあるのでしょうか?-
・ショーツにすれて痛い
・ズボンを履くと痛い
・その部分にゴミがたまって不衛生
・生理の度にナプキンに張り付いて不快感がある
・性交時に恥ずかしい
・温泉に行くときに恥ずかしい

上記のことで、お悩みになっている方はいらっしゃいます。

小陰唇の痛み、肥大…お悩みも様々

左右差

-小陰唇の左右差を整えるための具体的な治療を教えてください-

基本的には患者様の要望を優先します。
ですが、高さを無くし過ぎる事でかえって生活に支障がでる事もありますので、根本から2㎝程度を目安に行っています。

【例1】痛みが伴うため両側切除
左右どちらも高さが目立っており、左右差が1cmある患者様。
ズボンを履いた時に痛みがある。

[治療方法]
両側とも痛みの原因となっている可能性が高いと考えられたので、両方切除し高さも整えました。

【例2】片側肥大による片側切除
右の方が左よりも3cm高い患者様。
見た目が気になる。

[治療方法]
左は肥大が見られなかったので、左に合わせて右のみ切除しました。

【例3】大陰唇が痩せていることでの両側切除
一般的に高さが高い方ではないが大陰唇が非常に痩せているため、小陰唇が目立ってしまっている患者様。
自分が大きいのではないかと不安。

[治療方法]
大きさだけ見れば左右差はあまりありませんし、一般的には肥大している方でもありませんが、この方は大陰唇が非常に痩せている事により、小陰唇がとても目立ってしまうというケースでした。

基本的にはこのくらいの高さでは治療を勧めませんが、患者様がどうしても気になるという事だったので、全体のバランスを考えながら両方切除させて頂きました。

このように一人一人ご状態やお悩み、要望が異なりますので、患者様に合わせた治療を行っております。
女性器の大きさも様々ではありますが、気になる方は実績が多くありカウンセリング体制も整っている横浜中央クリニックへどういった解決方法があるかだけでも、一度ご相談だけでもされてみてはいかがでしょうか?

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