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小陰唇肥大はセックスの障害となるのか

小陰唇肥大はセックスの障害となるのか

女性の多くは女性器にコンプレックスを抱いています。
特に日本人女性は奥ゆかしく、下半身問題については公の場でめったに議論しないので、ひとりで悩んでいる方が多いようです。
推測値ではありますが、小陰唇肥大の割合は60%以上とも。

大陰唇は小陰唇とその内側の女性器を守る器官であり、本来的には小陰唇もまた内部に納まっているものだと考えられています。

しかし、実際には普通に立った姿勢になると小陰唇が露出する女性が大部分なのです。
一部露出、部分露出が多く、中には完全露出してしまう方も少なくありません。

女性にとってコンプレックスになる小陰唇の大きさは、果たしてセックスの障害となるのでしょうか?

男性の意見に耳を傾けてみよう

男性の意見に耳を傾けてみよう

セックスに対しては男性の方が意見を公表しやすいので、実生活の中でもインターネット上でも多くの見解を収集できます。

好きな相手ならば小陰唇の大きさは気にならない
むしろ大きいほうが気持ちいい
むしろ悩んでいるのが心配になる
そんなに気にすることかな?と思ってしまう

そもそも、男性と女性では生殖器に対する感じ方や考え方が根本的に異なるのです。
だからこそ、男性から見ると多少の差異を深刻に悩む女性に対して違和感があるのでしょう。
「そんなに気にすることかな?と思ってしまう」
という意見や、
「むしろ悩んでいるのが心配になる」
という意見では、機能的にはなんら問題がないのに悩む精神状態の方が異常なのではないか、とも。

女性器は男性器のように露出していないため、容易に誰かと比較できませんよね。
しかも、他人の性器に興味を示せば下手をすれば犯罪者扱いになってしまいます。

たとえ真剣な悩みが根底にあれど、社会的に受け入れられにくい議題ではあるわけで、それを考えれば女性のひとりひとりがデリケートゾーン問題で悩みを深めること自体は批判に当たらないはず。

とはいえ相談を受ける立場になる男性からしてみれば、異常とは言えない「個性」によって追い詰められる女性の姿には圧倒されてしまうのだと考えられます。

悩める女性にぜひ考えてほしいこと

大陰唇、小陰唇の形状で悩む女性に、ぜひ考えてほしい意見がありました。
「好きなら気にならない」「むしろ気持ちいい」というところです。
男女で考え方や意識が違うのは当然。
性差のある器官についてはなおさらでしょう。

女性にとっては悩みでしかない小陰唇の大きさ(小陰唇肥大)も、男性にとっては心のつながりに勝るものではないようです。

本当に好きな相手ならば形状が変わっていても受け入れられる。
むしろ絡みついて気持ちいいとすら感じる。
そのような男性の意見が、確かに確認できました。

デリケートゾーンの問題に突き当たった時、悩みは深刻化して自己否定にまで陥るケースがあります。

ですが、無暗に自分を否定せず、ポジティブに向き合っていただきたいのです。
機能的に何か問題がありますか?
セックスできないような器質異常があるのですか?
パートナーはそれによってあなたを馬鹿にしたり、嫌いになったりするような人なのでしょうか?
これらの点をよく考えることをおすすめします。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中