女子的「恥垢」の対処法とは
こんにちは、ライターの佐原です。
「恥垢」という言葉を聞いて、みなさんはどのようなものを思い浮かべますか?
やはり、男性の性器にたまるもの、とイメージする方は多いのではないでしょうか。
しかし「恥垢」は、実は女性器にもたまるものなのです。
女性にとっても恥垢は、処理の必要がある存在だったのです。
恥垢ってどんなもののことを言うの?
恥垢とは、性器・性器のごく周辺にたまる垢のことです。
見た目は白いかすのように見えます。
女性の場合、特に恥垢がたまりやすいのは、小陰唇(特に裏側の前方)と、クリトリスの裏側両方です。
毎日、入浴し、シャワーを浴びて清潔にしていても、この2箇所はつい洗い忘れてしまったり、うまく洗えなかったりしてしまうことが多いのです。
恥垢はどうやって洗ったらいい?
洗い方に関しては、性器のほかの部分と基本は同じです。
しっかりと泡立てた石鹸で、丁寧に拭き・拭うようにします。
スポンジを用いるよりも、直接指を使った方がうまくできると思います。
小陰唇の裏側や、クリトリスの裏側(皮をめくると目に見えやすくなります)は、とても繊細です。
あまり強い力を入れず、よく泡立てた指で、優しく洗ってください。
恥垢を洗う時のコツと注意事項とは?
恥垢は、実はけっこう頑固な存在です。
脂性なので、なかなか落ちにくいのです。
もし指で洗うのが難しいようであれば、綿棒などの、優しく・細かい道具を使って洗うのもよいでしょう。
脂性だからといって、何か特別な石鹸や洗浄液などを用意する必要はありません。
恥垢が洗いにくい理由のひとつに「目に見えない(見えづらい)から」というものがありますので、それを解消してしまう、というのも手です。
クリトリスはしっかりと皮をめくってしまい、小陰唇の裏側は、一度鏡などを使って形状を目で確認してみるとよいかもしれません。
ただし、ここはとても繊細な場所ですので、ごしごしと強くしすぎたり、皮をめくるときに痛みをともなっているのに無理をしてしまったり、といったことがないように注意してください。
恥垢は、そのたまる部位や名前などのイメージから「恥ずかしいもの」のように思われがちですが、日頃きちんと清潔に気を配っていたとしても、誰でもたまってしまうことがあるものなのです。
普通に洗っただけでは落ちない、なかなかに困った存在です。
自分だけでなく、パートナーの健康を保つためにも、しっかりと処理をして、気持ちのよいセックスが行えるように準備しておきたいですね。
関連記事
しっかり?ササッと?正しいデリケートゾーンの洗い方
知ってる?彼のデリケートゾーンの洗い方
ニオイの原因!?クリトリス包茎と副皮除去
気になるけどわからない!ビデの使い方とは?
ライタープロフィール
佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。