膣の角度、形、膣を締めるエクササイズを知ろう
こんにちは、ライターの佐原です。
「膣」については、みなさまもご存知ですね。
外陰部・体外と、子宮口・子宮とをつなぐ筒のようなもので、経血の通り道になったり、男性器などの挿入を受け止める場所になったり、出産の際には赤ちゃんが通る道にもなるものです。
ただの「筒」であるかのように思われる膣にも、いろいろな種類があることはご存知でしょうか。
膣の角度や形もさまざま
「名器」という言葉を聞いたことのある女性の方も少なくないかと思います。
これは、性行為の際に特に男性が快感を得やすいとされている形状の女性器を表現した言葉ですが、
「名器」の分類は女性器全体ではなく、膣の形状についての分類となっています。
「ミミズ千匹」や「カズノコ天井」などが有名ですね。
(それらを持った女性がどれだけの割合でいるのか等の正式なデータは未だありません)
上記のような形状のほか、膣は「ついている角度」で分類されることもあります。
おなか側に傾いていることを「前傾」と言い、お尻側に傾いていることを「後傾」と言います。
どちらの膣の方がよい・わるいといったようなことはありませんし、どちらの方が出産に適しているとか、性行為の際に快感を得やすいといったようなこともありません。
ただし前傾と後傾とでは、性行為の際、適した挿入の角度が変わってきます。
性行為の際、今ひとつフィット感が得られにくいというような場合、挿入の角度を変えることで解消できることがあります。
体位を変えてみたり、腰の下に座布団を挟んでみたりなど、工夫してみるとよいかもしれません。
膣エクササイズはメリットが多い
膣には様々な種類があり、形状は変えることができなくても、
締め付けの強さなどは、鍛え自分の好みに作り上げることができます。
膣の締め付けをよくするよう鍛えておけば、性行為の際に男性をより喜ばせるというだけでなく、出産後や加齢によって引き起こされる尿漏れをより防ぐことができるようにもなります。
膣のエクササイズは、行う女性自身にとってメリットの多いものなのです。
膣エクササイズに挑戦してみよう!
エクササイズの方法は簡単です。
肩やお腹などの力を抜いて、肛門に意識を集中させ、「キュッ」とさせます。
この状態で5〜10秒キープするのを5回ほど繰り返します。これを、1日に3〜4回行います。
肛門を締める筋肉を肛門括約筋と言いますが、筋肉の仕組み上、これを締めることで、膣も締まるようになっているのです。
せっかく生まれ持った自分の膣ですし、より満足に扱いこなせるようにしたいですね。
膣のゆるみに合わせ治療を行う
膣の感度を高める治療(G-shot)について
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ライタープロフィール
佐原チハル
性に関わるユースワーカーを経てフリーライターに。
ノンセクシュアルでXジェンダー。ハニーと二人三脚で子育てに奮闘中。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)大好きなBL妄想で、日々腐女子力に磨きをかけている。