――婦人科形成手術を行うようになったきっかけ、カウンセリングで心掛けていることをお教えください。

元々産婦人科であったので婦人科形成の治療を行うことも自然な流れです。

婦人科形成は、みないと何も分からないので、私自身が細かくみて麻酔から治療全てを私が行います。

カウンセリングでは一人一人の患者さんを大切にしています。

年齢層によって悩みも違うのでそれぞれの人の悩みに合わせて細かくヒアリングを行うため もちろん完全予約制です。

患者さんの悩んでいる具体的なことを聞き出すために、信頼関係を築けるようにも努めています。

患者さんの要望を聞いて写真をとったり、デザインを書いて患者さん本人が納得するまで行います。

――貴院における婦人科形成手術の特徴・強みをお教えください。

まず、診察の段階で、カラー超音波にて婦人科疾患のチェックを行います。

もしそこで婦人科の疾患が見つかった場合は、専門医にみてもらうことをおすすめしています。

婦人科形成では、小陰唇とクリトリスは皮膚がつながっていることが多いため小陰唇縮小とクリトリス包茎を同時に行う治療は多いです。

その他にも色んな悩みがあり、大陰唇がよぼよぼになっていたり、尿漏れ、尿失禁も対応します。

さらには、子宮頸がん予防および治療のレーザー処置を行っております。日帰り手術で日常生活も可能です。このレーザー処置をすると、二度と子宮頸がんになる心配がなくなります。妊娠、出産ももちろん可能です。（子宮頸部は無痛なのでレーザー治療による痛みはありません。）

膣の治療については、出産を終えられた方が多いですが、最近では出産自体をしない、子供を産まない人も増えており、私が女性に対し感じていることは、心のかたい人が増えているように思います。

心がかたいと躰自体も固く、躰のしなやかさがなくなってきて、女性らしさに欠けてきています。

女性として子育てに熱心になったり気を張り続けると、心も病んで、躰も病んでしまいます。

私はそういった心のケアも踏まえた上で婦人科形成を行っていきたいと考えています。

――最後に、女性器について悩んでいる方へメッセージをお願いします。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、女性生殖器を醜悪なものと考え、「もし容貌の美しさとか、纏う装身具の美しさとか、そして抑え難く迸る勢いがないとすれば、人類は絶滅するであろう。」と語っています。

しかし、私はそうは思いません。

確かにダ・ヴィンチは優れた作品を残してはいます。でも、彼はゲイ(ホモ)でした。そして、当時、現代のように美容外科なる医療技術は有りませんでした。

私は、女性生殖器は、女性にとって、顔や身体同様、第三の容貌と考えています。美しいにこした事は有りません。

私に頼ってもらえるのであれば、患者さんの躰を若い状態で保つようにします。婦人科形成手術できた患者さんがその治療の後にも、他の治療できている人も少なくありません。

私がみて治療をする方に関しては、必ず助けたい、そうゆう気持ちで日々取り組んでいます。病気を患わせるようなことは、させません。

女性の慈愛（じあい）には、私がどんなに医学や学問を学んだとしても敵いません。

『生命の尊厳』は必ずお約束します。（平成のブラックジャックより）

美容外科、婦人科、内科、外科等をあわせると百万症例以上
手術件数30万件を有する。