トップページ > 婦人科 > 生理、おりものからのサイン > 月経カップって実際どうなの?筆者が体験してみた

月経カップって実際どうなの?筆者が体験してみた

月経カップって実際どうなの?筆者が体験してみた

こんにちは、ライターの凛音です。
最近海外から日本に入ってきている月経カップ。
日本では生理用品として認可されていないためインターネットでしか手に入らないのですが、すでに使っている方もちらほら見かけます。でも『月経カップ』の実態がよくわからないので、使うのがためらわれますよね。

そこで今回は、筆者自身が月経カップを実際に使ってみた体験をリポート
いいところと悪いところ、気づいたことすべてをお教えします!

月経カップってどんなもの?

月経カップとは経血カップともよばれるのですが、その名の通り膣に挿入して経血を受け止めるカップ。
ナプキンやタンポンのように吸収するタイプではなく、出た経血をカップにためてトイレに流し捨てるタイプの生理用品です。

主にゴムや医療用のシリコンでできていて、使用方法を守れば10年以上使えるのだとか!通常の生理用品とは違い、使い捨てでないところが最大のメリットですね。

価格は2000円~6000円ほどで、メーカーによって差があるようです。
安すぎると素材に不安があるので、筆者は5000円ほどのものを購入してみました。
またサイズは2種類あり、未経産の女性や20代までの若い方は小さいもの(直径40mm)を、出産経験者や30代以降の方は大きい方(直径45mm)を使うといいようです。
ちなみに筆者は30代ですが未経産なので小さい方を買いました。

月経カップってどんなもの?

<保存用の袋がついています>

触るとぷにぷにしていますが、弾力があって作りがしっかりしています。
厚みもあるのでこれなら簡単に壊れないと思いますが、膣に入れると考えると、ちょっと大きいような気も…。

月経カップってどんなもの?

<手に持つとこのくらい>

月経カップの使い方

ではさっそく使ってみましょう。

1. 使う前に煮沸消毒
まず使う前にカップを煮沸消毒します。
大き目の鍋にお湯を沸かし、沸騰したらカップを鍋に投入。
5分ほど消毒します。このときお湯の量が少ないと鍋底にカップがくっついて変形してしまう可能性があるので、多めのお湯で煮るようにしましょう。
また消毒し終わったばかりはカップがアツアツなので、やけどに注意してください!

月経カップの使い方

<カップを煮る様子はなかなかシュール>

2.いざ、挿入!
無香料の石鹸でカップを洗い、キレイにすすいだら乾かすか水気を拭き取ります(毛羽立ちのないクッキングペーパーが拭きやすいです)。
手もしっかり洗って清潔にしたら、ステムという突起を下向きにしてカップを持ち、つぶすように平らにして「くの字」に曲げます。

月経カップの使い方

<つぶして「くの字」にした状態>

その状態で、膣の中に挿入。タンポンを挿入するのと同じように、トイレの便座に座った状態でちゃんと入ります。
第一関節と第二関節の間くらいまで入れたら、指の力を抜きます。
すると、キュポンッと中でカップが開くので、ちゃんと開いているか周りに指を入れて確認問題なければ完了です。

初めてカップを開いたときは膣内の気圧が変わったような衝撃が少しだけありましたが、二度目には感じなくなります(慣れのようです)。
当然指が血だらけになるので、外出先で使うときは気を付けましょう。

3. 経血を捨てる
数時間経ったらカップを外して、カップにたまった経血をトイレへ捨てます。
そしてカップをお湯と無香料石鹸でしっかり洗い、水気をとったらまた同じように挿入。
外出先で使用するときは洗えないことがあるので、トイレに流せるウェットティッシュなどで経血を拭き取ればまた使えるようです。

使ってみたところ…

使っている間は何も違和感なく、タンポンと同じような印象です。ステムが当たるのがときどき気になったので、少し短めに切ってもいいかも。
個人差があるので、使いながら調整が必要なようです。
使った時期がちょうど夏真っ盛りで、多い日用のナプキンだと蒸れてかぶれてしまうのですが、月経カップはまったく蒸れを感じないので、お肌の弱い人にはかなり嬉しいです。汗をかいてもショーツの中はさっぱりでした。

ということで、今回感じた利点と欠点をまとめました。

★利点
・挿入作業が簡単で手軽に使える
・外の肌に触れる部分がないので蒸れがない
・何度もずっと使えるのでエコ&節約できる
・違和感がなく動き回っても挿入感がない

★欠点
・毎回カップと手を洗うのが面倒
・1つの値段が高い
・交換するタイミングがわからないので漏れることがある
(経血量の多い人は小さめのナプキンを併用した方が安心かも)
・出し入れのときに服や下着を汚す可能性がある
・個室にシンクがない外出先では使いにくい

慣れればナプキンよりも清潔に使えますし、タンポンのような毒素性ショック症候群を引き起こすこともないようなので、安全には違いないのかも。
気になる方は、試しに一度使ってみてはいかがでしょうか。

関連記事:夏のデリケートゾーンはかぶれやすい! 敏感な肌のかゆみを解消する方法
生理用品の種類を知ろう! 新しいアイテムも?
ブルーな日でも気分が上がる♪ 生理中の便利グッズあれこれ
ナプキン使用者とタンポン使用者、どちらが多いの?

ライタープロフィール

凜音

凛音(りんね)
セクシャルコラムニスト
セクシャルコスメショップでの経験から、大人の恋愛やセックスに関するコラムを執筆。
フリーペーパー「Bex」にて女子力アップコラム連載中(名古屋限定)。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)鏡の前で自然な笑顔作りの研究