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外反母趾から生理痛が悪化するって知ってた? どのように影響するのか

外反母趾から生理痛が悪化するって知ってた? どのように影響するのか

意外に思われるかもしれませんが、女性の生理痛を悪化させる原因が下腹部から離れた部位にあるケースがあります。
例えば「外反母趾」です。

外反母趾は足の親指に変形が起こる病気で、とにかく女性によく発生します。
痛みに悩んでいる方は多いことでしょう。

四肢の末端である足は子宮から最も離れた場所のように感じると思いますが、実は「生理痛」と非常に近しく関わっているのです。

外反母趾と生理痛がどのように関係するのか見てみよう!

さて、それでは外反母趾と生理痛の悪化はどのようにつながるのでしょうか。
まずは人体の構造から考えてみてください。

骨格、神経回路、内臓や筋肉、皮膚という構成ですよね。
このすべてを支える基盤が足から腰までの下半身なのですが、外反母趾ではその基盤に変形が起こるために骨盤を始めとした全身の骨格にゆがみをもたらします。
骨格がゆがめば神経や血管に不規則な圧迫が加わり、本来なら存在しないはずの痛みや働きの障害、そこから発展して血行不良や神経障害が発生していくのです。

生理痛は血行不良や神経障害(自律神経失調症など)が原因として知られており、「外反母趾から生理痛の発生・増悪への経路は確実に存在する」とご理解いただけるのではないでしょうか。

生理痛対策に「外反母趾」から改善を考えてみよう

生理痛対策に「外反母趾」から改善を考えてみよう

生理痛対策の一環として、外反母趾に痛みがある女性はまずその症状緩和、改善を計画してみませんか?
外反母趾の原因は以下の通りです。

・靴のサイズが小さい
・足の筋力不足
・姿勢が悪い
・遺伝的要因
・歩き方が悪い
・体重
・日本人的な足の形
・リウマチなどの病気

※関連症状は生理痛のほかに「頭痛」「腰痛」「肩こり」「めまい」など全身におよぶ

原因に即した対応を行う必要があります。靴のサイズが小さすぎる場合には摩擦によって皮膚下に新たなクッション層が作られ、骨の変形につながります。
筋力不足では足の形を正しく維持する腱の力が不足して開帳足などになり、横に広がって足の耐久力が低下します。
それでもかかる力は変わりませんから、負荷に耐えるために変形が起こるわけです。

遺伝的要因、日本人的な足の形は、それぞれ本人にはどうしようもない生まれ持った形質ではありますが、もともとの弱い部分を鍛えるトレーニングやケア、靴の選び方で対応できます。

歩き方の悪さ、姿勢不良については外反母趾が先行している可能性もあって一概に言えませんが、全身の骨格がつながっていることを考えれば間違った姿勢が足をゆがめる可能性は高いと認識するべきでしょう。

日本人はもともと外反母趾になりやすいエジプト型の足の持ち主が多いと言います。
エジプト型とは親指が他の指よりもずっと長い足のこと。
親指に負荷が集中しやすいために変形しやすいのです。

こうした要因をひとつひとつ考えて、まずは足に合った靴をきっちり計測して選び、姿勢を直したり、歩き方を変えてみたりといろいろな側面からの工夫を試してみましょう。
それでもなかなか成果が上がらない時には、足の専門家にご相談なさってくださいね。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中