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女性に多い! 自覚症状がほとんどない病気

女性に多い! 自覚症状がほとんどない病気

風邪やインフルエンザはわかりやすく咳やたん、鼻水が出ますが、身体の内側を蝕む深刻な病気の中には自覚症状がほとんど出てこないものもあります。

ひとつやふたつではありません。
一般的に危険度が高いとされる病気の中で、女性にリスクが高いものを紹介します。

一般的に危険度が高い病気・女性にリスクが高い病気

一般的に危険度が高い病気・女性にリスクが高い病気

■がん
がんは体のあらゆる部位に発生しますが、がん外来患者の約4割が無自覚のうちにがんを発症していたということが分かっています。

肺がんや消化器系、特に胃がんは比較的わかりやすいですが、すい臓がんや子宮がん(子宮体がん・子宮頚部がん)などはほとんど初期の自覚症状はありません。

末期の段階まで進行してようやく発見されるケースが多いのです。
子宮がんの場合、末期になると生理痛に似た痛みが現れます。
がんの痛みは進行している証拠だと考えていいでしょう。

■腎臓病
沈黙の臓器、腎臓の病気は静かに発生し、ひっそりと機能を蝕んでいきます。

腎機能が残り20%になってようやく違和感に気づくケースもあるのだとか。腎臓は体内に取り込む栄養素、水分、排出する老廃物を区別する重要な器官です。

腎臓病の女性は妊娠、出産に際して、非常に高いリスクを覚悟しなければなりません。残存する腎機能レベルによっては医師に妊娠あるいは妊娠の継続を止められる可能性もあります。
日本人の慢性腎臓病患者は約1,330万人。
成人の8人に1人が腎臓病という計算です。

■糖尿病
糖尿病は腎臓病と合併して現れることが多い病気です。三大成人病のひとつで、糖尿病人口は約2210万人と言われています。
そのうち4割は治療を受けていないのだとか。

糖尿病は進行する病気です。
状態が悪化すれば人工透析を受けることになりますが、腎臓病と同様、透析治療に進んだのちに完治に持ち直す症例はごくわずか。

さまざまな合併症につながりますし、進行するとどんどん体が維持できなくなります。

■甲状腺の異常
甲状腺機能障害(バセドウ氏病など)の症状は過労に似ています。
倦怠感、悪寒、むくみ、筋力減退、代謝異常、肥満、月経障害、薄毛、皮膚の乾燥などがサインとされていますが、甲状腺機能異常が出ない場合もあるので絶対ではありません。
男性よりも女性に多い病気です。

■クラミジア等の性感染症
男性も媒介に一役買っていながら、女性と違ってなんら異常が起こらない性感染症があります。
クラミジア、淋病、尖圭コンジローマなどです。
尖圭コンジローマの場合は男性でも性器にイボができますが、かゆみや痛みはあまりないので自覚が遅れがちに。

いずれも初期には自覚症状が薄く、進行すると女性の場合がん、不妊症などの重篤な影響を残す可能性があります。

また、母子感染も起こるので早期の治療が必要です。
パートナー間で感染した場合は2人で治療を受けましょう。

糖尿病や腎臓病のように、発症したら積極的な治療というより、機能をいかに残すかに着目し、進行を遅らせるしかない病気も少なくありません。

そうした病気ではとにかく早く発見するに越したことはないので、自覚できる症状がなくても定期的な検査は受けるようにしてください。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中