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おりものは体調によって変わる……よくある「白っぽいおりもの」のこと

おりものは体調によって変わる……よくある「白っぽいおりもの」のこと

自分のことは誰よりも自分自身が一番わかる、と言います。
しかし、自覚の難しい臓器についてはどうでしょうか。

特に、おなかの一番内側に抱え込んでいる婦人科系の器官。卵巣、子宮、膣については、その限りではないのではないでしょうか?
ちょっとした変化でも気になってしまって、女性のストレス源になりがちです。

婦人科系器官の状態を物語る重要なサイン、「おりもの」の変化について、どこまでが正常の範囲内なのか確認しておくことをおすすめします。
生理前後や排卵周期に沿って、「ここまでなら大丈夫」という範囲を把握しておけば余計な不安に苛まれずに済みますよ!

よくある変化は「白っぽいおりもの」

女性の体は排卵周期、つまり、生理周期に寄り添って変化します。
体の外側からはなかなか排卵のタイミングをピンポイントで察知できないものですが、おりものの変化や生理の現れ方からの推測ならば可能です。

本来の「正常なおりもの」は、透明から白、あるいは乳白色で、酸味を感じるにおいだとされています。
排卵前は透明の状態であるケースが多く、排卵を境として分泌される量が一気に減少し、白から乳白色に変化します。

この時期のおりものは膣カンジダ症などのサインと混同されがちなので、病気かどうか見分けるポイントをしっかり把握しておいてください。

これって正常? 白っぽいおりものの見分け方

これって正常? 白っぽいおりものの見分け方

いつもとにおいが違ったり、色が変化すると、たとえ膣炎の自覚症状がなくても気になるものですよね。
膣炎にはいろいろな種類がありますが、基本的に「強いかゆみ」を伴います。

なので、もしも「白」「クリーム色」「黄味がかった乳白色」のおりものと、「強いかゆみ」がセットになっていれば異常のサインと考えていいでしょう。

また、色だけでなく形状も重要なポイントです。
全体的に液状ならば、多少どろっとしていても正常である可能性を示しています。

しかし、カッテージチーズのような塊が混ざるようでしたら、それはカンジダ膣炎かもしれません。
カンジダ膣炎は性交渉をしていなくても全年齢で発生する可能性がある症状なので、「強いかゆみ」「白からクリーム色のおりもの」「塊が混ざった状態」などがセットになっているとしたら、まずは婦人科を受診することをおすすめします。

ちなみに、カンジダ膣炎でもおりものが「白色」「乳白色」に濁るだけで固形物が混ざらない場合もあるので、「痒み」「灼熱感」「性交痛」などによく注意してください。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中