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女性の身体は50代で変わる!どう備える?

女性の身体は50代で変わる!どう備える?

女性の身体は年齢に応じて環境が変わります。
10代と20代ではさしたる変化を自覚する機会はないかもしれません。

ですが、30代、40代と進むにつれて、体力の減退や肌のターンオーバーの乱れ、月経不順や更年期障害など、つらい症状は増えて行くでしょう。

女性ホルモンの観点では、35歳が「老化」へのターニングポイントとされています。
しかし本人が体質の異変に気付くにはもう少し時間がかかるもので、40代以降に始まる更年期障害のさまざまな症状から始まって、50代になると肉体は再生が追い付かなくなり、加齢の影響が外見に出るようになるのです。

50代に予測されるトラブルを知れば、30代、40代にどのように備えればいいか考える参考になるはず。
生あるものはすべからく「老い」から逃れられませんが、だからと言って肉体を劣化に任せていては寿命と健康寿命の落差は開くばかり。
少しでも人生の質を高めるために、ぜひ一緒に50代の変化について考えて下さい。

50代、最初に気付くのは「お肌」の変化

ある団体が50代女性に聞き取りを行ったところ、多くの方が肌の変化から体調について自覚し始めたという結果が明らかになりました。
抱えがちな悩みは以下のようなもの。

「定年が近くなった」
「疲れやすくなった」
「無理がきかない」
「ふんばりがきかなくなってきた」
「終わりが近づいていると感じる」
「時間が足りない」
「まだまだやりたいことがある」
「時間があっという間に過ぎていく」
「体力の衰えをすごく感じる」
「焦れば焦るほど時間ばかりが過ぎて何も身にならない」
「努力が身に付きにくくなった」
「勉強しても思うように記憶できない」

調査対象者の7割以上が「もう50代になってしまった」と、年齢とマイナスに捉えている傾向もお肌の変化や体調不良に関連している可能性があります。

というのも、回答者を年齢に対してマイナスの観念を持つグループと、そのまま受け入れて前向きに考えているグループに分けた時、肌年齢に大きな違いが現れたのです。

水分量や弾力性、コラーゲン密度などから総合的に分析する肌年齢計測によると、マイナス観念のグループの肌年齢平均値は「実年齢マイナス0.9歳」であり、前向き観念のグループは平均「実年齢マイナス8歳」でした。
フィールドワークによって証明された数字は動かせません。

50代女性の肉体変化は避けようがない現象ではあります。女性ホルモンの分泌量がほぼゼロになる年代であり、それまで当然だった女性ホルモンによる健康サポートがなくなり、心身の活動はどうしようもなく減退していくのです。

・頭髪の質が変わり、毛量が減少する
・肌の回復が遅くなり、シミ、シワが増え、コラーゲン層が痩せる
・血行が悪くなり冷え症が悪化する
・乳房が痩せる
・膣が乾燥し、カンジダ症リスクが高くなる
・脳細胞の新陳代謝が緩やかになり、記憶効率が下がる
・物忘れしやすくなる
・体温調節機能が狂いがちになる
・風邪などの感染症リスクが高くなる
・骨粗鬆症リスクが高まる
・血液検査で要観察項目が増える
・太りやすくなる

気の持ちようによって肉体に影響が出ると言う事実を踏まえて、50代女性が肉体の変化に対応する方法を構築することが大切です。
これらの変化は必ず、誰にでも起こります。
たとえ問題なく、美しく年齢を重ねているように見える人であっても、日々の変化からは逃れられません。
身体の内側で起こる変化を全員が実感し、耐え、対応しているのだと理解してください。受け入れてください。

「歳を取りたくない」「こんなのは嫌だ」「自分じゃない」そんな風に自分を受け入れずにいると、自らストレスを生み出して自分の肉体を攻撃する状態になってしまいます。

「もう50代」などとあきらめず、より良い人生。
より良い世界を目指した生き方を追求しましょう。
心のあり方から考え、変化を想定して生きる。
これがより元気で美しい女性でいるコツなのです。

まとめ・50代女性におすすめ! しわ対策

50代女性におすすめ! しわ対策

■保湿剤を数時間おきに塗る
■骨密度をあげるための食生活と運動習慣を身に着ける
■シワになりにくい表情のつくりかたを練習する
■できれば40代から50代のしわ対策の準備を行う

※50代最大の悩みは「シワ」です。
シワの深さは骨密度に左右されますので、なるべく若いうちから骨密度をあげる生活を始めることをお勧めします。

前向きになろうとしたって体調不良や不安で思うように行かないという方は、スキンケアから始めるといいかもしれません。
外見的な問題は大きく心理に作用しますから、肌の状態が向上すれば自然と前向きになれると思われます。

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ライタープロフィール

円谷円谷ミナミ
基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。
性的思考はボーダーレス。ただし多少女性に甘い。
自分のキュアリは?(女性としての内面磨き)(沈思黙考・無言実行)
”秘すれば華”を人生を通して実現する方法を模索している。
乙女の窓辺~女性にまつわる、うわさの検証~の四コマ連載中